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「HSBCアジア五カ国対抗2012」日本代表vsUAE代表/試合レポート

初キャップ藤田、6トライデビュー

平成24年5月5日(土) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

18:00キックオフ 日本代表vsUAE(アラブ首長国連邦)代表

 エディージャパンとなって2戦目となるテストマッチ、HSBCアジア五カ国対抗が福岡、レベルファイブスタジアムで行われた。
 対戦相手はUAE(アラブ首長国連邦)。昨年はこのカードで日本代表が111-0で大勝している。
 今回、日本代表のメンバーは全て日本人で、若手を多数起用している。
 そして福岡、いや日本のラグビーファンが注目したのは、藤田の初先発である。期待の大型新人が期待に応えるのか、楽しみな一戦である。

 UAEのキックオフでゲームスタート。そのボールの処理にややもたついたのは日本代表だった。
 しかし4分、藤田が魅せた。自陣22m付近から、相手ゴール前5mまで一気にゲイン。スタジアムがどよめく。
 そこでラックを形成し、左に展開し中央へトライ。藤田のこのプレイをきっかけに、日本代表が勢いづきトライラッシュが始まる。前半だけで6トライ・5ゴールの40点。対するUAEはペナルティゴールによる3点のみと、日本が大きくリードして前半終了した。

 後半に入っても日本の猛攻は続き、1分のトライを皮切りに、10トライ・8ゴールの66点を獲得。
 結局、106-3で試合は終了した。
 期待の藤田は、先輩たちの好アシストもあり6トライをあげ、初キャップに花を添えた。

日本代表 UAE代表
前半 後半   前半 後半
6 10 T 0 0
5 8 G 0 0
0 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
40 66 3 0
106 合計 3
反則
2 2 PK 4 10
2 0 FK 1 0
6 合計 15

記者会見

UAE代表

〔ヘッドコーチ〕ダンカン・ホール 
UAE代表 今日はありがとうございました。非常に難しいタフな試合だった。しかし最後まで継続して試合をやれた事、誇りに思う。日本のチームは、素早くスピード感もあり、フィジカル面も素晴らしかった。
 ゴールラインを割ることが出来なかったが、選手たちは良くやってくれたと思う。

 〔主将〕アリスター・トンプソン
 この二週間、香港・日本戦共にタフなゲームだった。スコアボードは明らかに負けを示しているが、皆よくやったと誉めてやりたい。
 80分間継続して試合を出来た事、我々はそういった面では、今日のウィナー(勝利者)と言いたい。アジア最強の日本代表に、我々アマチュアチームが対抗できる事、非常に光栄だ。


 Q  UAE代表は、全選手がアマチュアと聞いたが、仕事上の制約でベスト・メンバーを組むのがむつかしいのではないか?
 A  ヘッドコーチ
 環境は厳しい、砂漠の中だし、アブダビからドバイへの移動だけでもハードだ。
 A  主将
 フルタイムの仕事を終えて、19時過ぎから練習だから。
 Q  日本代表藤田選手の印象は?(史上最年少代表入り、初キャップ、そして6トライ) 
 A  主将
 あまりにも、選手みんなが速すぎて。11、14番は特に速かった。 藤田選手は、私より15歳も若いんだね(笑) 
 A  ヘッドコーチ
 ドバイに来てくれれば、本当に楽しみな存在になる。我がチームの13番も、20歳の将来有望な選手だ。
 Q  エディージャパンとの初対戦、ジョン・カーワン前ヘッドコーチとの違いは?
 A  ヘッドコーチ
 私は、2000年に米国コーチとして、大阪長居で日本代表と対戦した経験もある。そうしたカーワン体制以前の印象も含めて、スピード・体格・フィットネス等全ての面で、日本代表は確実にレベルアップしている。今日の試合で強く感じた。

日本代表

〔ヘッドコーチ〕エディー・ジョーズ 
日本代表 試合の後半はOKサインを出していい。ブレイクダウン、アタック力かなり見えてきた。後半での修正の成果だと思う。前半の入りはちょっとルーズだった。
 結果的には9トライをバックスで上げているが、相手チームのディフェンスラインのスペースをうまく突いていたと思う。
 しかし、藤田は1トライ廣瀬主将にあげていいトライをもぎとった。(笑)
 今日の観客は7,500人、ファンタスティック!次の試合は倍の15,000人だ。

 〔主将〕廣瀬 俊朗
 7,000人以上、詰めかけてくれた観客の皆さんの熱意が伝わってきた。2試合を終わったが、内容については満足していない、今後もレベルアップを図りたい。これからが楽しみなチームだ。


 Q  まずは、初キャップで6トライ、藤田選手の評価を。
 A  ヘッドコーチ
 藤田はエンジョイしていた。先ほど彼の恩師(東福岡:谷崎総監督)にもお会いした。まだまだ完成したプレイヤーとは言えないが、今後、多くの若い人にチャンスを与えて行きたい。彼は、瞬時にトップスピードで人を抜き去る力を備えている。まだ18歳、多くの能力を秘めている。
 私がプレイヤーだとしたら、初キャップで6トライとれたら素晴らしいだろう。
 他の選手皆が藤田選手を助けて、彼も成長して来ていると思う。ここ10日間の練習を見ていても、頑張っているのがよく解る。
 Q  荒捜しではではないが、前半キックオフから15分間、セットプレイからの反則も多く波に乗れてなかったが? 
 A  ヘッドコーチ
 最初のプレイは、ちょっと押された。プロテクトが不完全だった。
 スクラム・ラインアウトはまだまだ成長段階、完成度までは長い道のりになると思う。 
 A  主将
 ブレイクダウンでの整備が必要だと痛感している。ただ、前半修正してプレイできたのが、後半に活きた。
 Q  廣瀬主将から見た、藤田選手の印象は?
 A  主将
 私とちょうど一回り(12歳)違う!
 彼が6トライ、私は0トライ(笑)。
 ただ、6トライに結びつけた他の選手のサポートを是非評価していただきたい。今後の試合、もっと高いレベルになると、彼が抜きされるスペースは容易くないだろう。もっともっと精進してほしい。
 Q  CTB(センター)立川選手他、若い選手も頑張っていたと思うが?
 A  ヘッドコーチ
 立川選手が入ってオプションプレイが増えた。しかし、まだクオリティー(質)を高める必要がある。今日の試合は自分たちの力量を図る試合ではなかった。
 これからの練習でも、もっとプレッシャーをかけて行きたい。次週はもっと激しいゲームになるだろう。

 Q  ヘッドコーチは、藤田選手のようなスター選手を作っていく事に対してどう考えるか?
 A  ヘッドコーチ
 ヒーローは確かに必要だろう。しかし、今日の試合だったら今の私でもトライをとれたと思う。そこまで大げさに見る段階ではないのではないか。日本代表選手全てがいい仕事をしての今日の結果だ。
 ただ、彼は確実にヒーローになって行けるタレント性を持った選手ではある。
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