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「HSBCアジア五カ国対抗2013」日本代表vsフィリピン代表/試合レポート

日本代表
トップ5初昇格及び初対戦のフィリピンから
怒涛の18トライを奪い6連覇へ好発進!

平成25年4月20日(土) 天候:雨 レベルファイブスタジアム【福岡】

14:00キックオフ 日本代表vsフィリピン代表

 朝から降り続いた雨により、低温とピッチでは水しぶきが上がるという悪コンディションの中、試合は始まった。

 キックオフ直後から日本代表が攻め続けるが、ボール、グラウンドとも想定以上(?)のスリッピーな状況が影響し、得点ができない。
 7分、ようやく日本代表がFB五郎丸のPGで先制。その直後フィリピン代表もPKを獲得、同点のチャンスであったが不成功となる。
 日本代表は攻め続けるが、フィリピン代表のオフサイドすれすれの早いプレッシャーもあり、トライを奪えない状況が続いた。
 そして12分、LO大野が重たい空気を取り払うべく初トライを奪う。
 その後、フィリピン代表は再度PKを得、得点差を詰めるチャンスがあったものの、不成功で得点の糸口が見えない。
 一方の日本代表は、選手間スペースを狭くするなど「スリッピー」へのリスクヘッジを行い、圧倒的なスクラムでの優位を生かす。
 その結果、テストマッチ初選出のCTBマレ・サウが5トライを奪うなど、計6トライ43得点とフィリピン代表を押さえ前半が終了した。

 日本代表は、後半開始後も1分にトライを奪うなど、着実に得点を重ねる。
9分、WTB小野澤の怪我により初選出の地元福岡堅樹(筑波大学2年-福岡高校卒)が交代出場し、高校の後輩等から歓声があがる。
 福岡は出場間もない4分後、マレ・サウからパスを受けると、相手を見事なスワーブで振り切りトライを奪い、21分にも2本目のトライをあげ、持ち味のスピードを十分アピールし、観衆からも大歓声を浴びた。(昨年大活躍をした藤田選手を彷彿させる。)
 尚、本日はマレ・サウ、福岡選手の他にもPR三上、PR浅原選手も代表初選出であったが、それぞれ持ち味のプレーを見せてくれるとともに、全員が初選出試合で初トライを挙げた。
 日本代表にとっては今シーズンを占う初戦であったが、悪コンディションにもかかわらず爆発的な攻撃力と鉄壁の防御であった。来週対戦する強豪香港代表戦に向け幸先良いスタートとなった。

 フィリピン代表は、昨年ディビジョン1を制しトップ5へ初昇格、強化も図り、トップリーグで活躍しているプレーヤーを揃え「アジア王者」にチャレンジした。しかしながら、圧倒的なフィットネスの差もあり日本代表にテストマッチ史上3位となる121点を奪われ、残念ながら現時点での力の差は歴然としていた。今後はアジアエリア強化のためにも、更なる躍進を期待したい。

※来年のアジア5カ国対抗・トップ5はアジア地区の2015ワールドカップ代表決定も兼ねる。(開催地等未定)。

 

日本代表 UAE代表
前半 後半   前半 後半
6 12 T 0 0
5 9 G 0 0
1 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
43 78 0 0
121 合計 0
反則
3 1 PK 5 5
1 1 FK 4 0
6 合計 14

記者会見

フィリピン代表

〔ヘッドコーチ〕ジャラッド・ホッジス
 ジャパンの勝利おめでとうございました。ジャパンはアジアラグビーの基準であり、本日の試合で自分たちがやらなければならないことが見えた。前半の30分まで頑張ったが、PGを2本外し、ジャパンのペースに変わった。

 〔主将〕マイケル・レッツ
 ジャパンはよく出来上がったチームだと思う。前半30分までは良かったが、前半の終盤、後半のはじめは特にジャパンの動きがよかった。この試合はフィリピンにとって良い経験となった。この経験を残り3試合に活かしていきたい。

フィリピン代表

 Q  フィリピンが目指していたもので出来たこと、準備し予想していたものよりジャパンが良かったところは?
 A  ヘッドコーチ
 フィリピンのラグビーは開発中、今試合は準備時間と資源が限られていた。今後5年をかけて国際試合の経験や我々の選手が日本に来て活躍することに期待している。
 日本の選手は体格が良く、早くて、強い、これはジャパンの選手はプロばかりであることが大きな違いだと思う。格の違いを見せ付けられた。ジャパンは今後A5Nで無敗ではないかと思う。
 Q  来年以降強化していくプログラムを持っているのか?ローカルクラブの選手も強化するプログラムはあるのか? 
 A  ヘッドコーチ
 フィリピンラグビーは今、草の根で一生懸命やっているところ。現在は10人制、15人制の大会がある。オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなど強豪国で活躍するフィリピン人の力とネットワークで強化していくため、時間もかかると思う。次はホームで香港と対戦する。香港は体格が大きいのでセットプレーで頑張って、今後の目標は2勝を目指したい。

日本代表

〔ヘッドコーチ〕エディー・ジョーズ 
 パフォーマンスは良かった。現在フィジカルの強化をしておりその成果は見れた。感銘を受けたのは規律を守って自分たちのやろうとすることを全うする姿。特にブレイクダウンでは苦しんだが規律を守ってやる心があった。
 後半はパスとランニングを使い、ショートプレーとワイドプレーをミックスするいいプレーが出来た。

 〔主将〕廣瀬 俊朗
 寒い中、集まっていただいた福岡の皆さんに感謝している。初戦であり、雨も降り苦戦を予想していたが、みんなよく我慢してよく戦ってくれた。
 コンディションも万全ではなかったが、みんなジャパンウェイを信じて戦ってくれたのでいい試合になったと思う。

日本代表

 Q  後半の福岡選手起用の意図と評価は?
 A  ヘッドコーチ
 小野澤が膝を痛めたため、今後のリスクを避けるため小野澤との交代として福岡を投入した。福岡は後半30分プレーをしたが、それは素晴らしかった。彼はスピードを持った選手、これからワークハードを行い、シニア選手から多くのことを学び、自分のフォーカスをもっと向上心を持つことによって本当にいいプレーヤーとなるチャンスはあると思う。今後12ヶ月間どう向上・成長していくかが重要となってくると思う。
 Q  立川のデビューは監督の目にはどう映ったか? 
 A  ヘッドコーチ
 12番としてランとパスが両方できるように伸びてきた、フィジカル面も毎回強くなってきている。国際的にみても立川のようにランもパスの能力に差がない選手も少なく、このようなプレーがジャパンがやろうとするチャンスが増えてくると思う。それから彼の素晴らしいところは、まだ若いということ。
 Q  ブレイクダウンで苦しんだ具体的内容とそれをどう乗り越えたか?
 A  ヘッドコーチ
 フィリピンはジャパンに勝利するためブレイクダウンでヘビーにコンテストしてきた。2人目を早く入れることでボールキャリアが衝突エリアで有利になった。
 Q  雨でボールが濡れハンドリンクエラーも多く出たと思うが、チーム内でどのコミュニケーションでリズムをつくったのか?
 A  主将
 思った以上にボールが滑ったので、ポジショニングを深く、ショートオプションを続けていれば、フィットネスで有利な我々にテンポが出ると思ってやっていた。
 Q  本日、初出場の3選手がトライし、またフロントロー選手も大量得点したことをどう思うか?
 A  ヘッドコーチ
 あれだけフロントローがトライするとゲーム的に心配なものはある(笑)。彼らは本当に良いサポートラインを取ってくれた。浅原はセンターのようにトライをとり、センターのように走り、プロップとしてスクラムを組んでもらうことは理想。畠山はブレイクダウンで鼻が利く選手、三上は大きく安定感があり、力強い選手でスコッドの中でも脚力は秀でたものを持っている。
 Q  フィリピンはブレイクダウンでオフサイドぎりぎりのラインで攻めてきたが?
 A  ヘッドコーチ
 相手がブレイクダウンで思い切り来ること分かっていたので、2人目ところの攻防を早く行くのが課題だった。今回、ジャパンはオープンサイドフランカーのポジションがまだ決まっていなかったので、チームとしてやるべきと思っていた。今日は160点は取れたと思う、選手は今後更にワークハードすることで確実にパフォーマンスを発揮できるようになると思う。今日の得点は歴代3番目で、雨でボールが滑る中、これだけの得点を取れたのは悪くない結果だと思う。
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