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トップリーグ第1節〔8月27日〕/コカ・コーラvsキヤノン/試合レポート

TOP LEAGUE
コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラレッドスパークス 
 vs  キヤノンイーグルス
 キヤノン
     

平成28年8月27日(土) 天候:晴れ うまかな・よかなスタジアム【熊本】

●19:00キックオフ
  コカ・コーラレッドスパークス vs キヤノンイーグルス

写真
 【マン・オブ・ザ・マッチ】
  キヤノンイーグルス:ジャンクロード・ルース

 8月26日(金)に2016-2017ジャパンラグビートップリーグが開幕した。今シーズンは16チームによる総当たり戦で行われる。
 第1節、8月27日(土)に熊本県うまかな・よかなスタジアムにおいてキヤノンとコカ・コーラの試合が開催された。
 2015-2016シーズンはLIXIL CUP(リクシルカップ)においてキヤノンが6位、一方でコカ・コーラは順位決定トーナメントにおいて14位であった。昨シーズンのグループBでの直接対決では、31-25でキヤノンが勝利している。
 なお、コカ・コーラにはリオオリンピック男子ラグビー日本代表の一員としてオリンピックに参加し、日本代表キャプテンとして全試合に出場した桑水流裕策が所属している。今回の出場は見送られたが、勢いをそのままトップリーグに伝えて欲しい。
 キヤノンは新戦力として、日野自動車から移籍したLOアニセサムエラ、プーマーズのSOジャンクロード・ルース、リザーブには帝京大学からの荒井康植、パナソニックの野口裕也などの新戦力が名を連ねている。お互いに幸先良く勝ち点を獲得したい大切な初戦である。

 やや雲が多い天候の中、午後7時に試合開始のホイッスルが鳴った。キヤノンボールでキックオフ。キックオフのボールを蹴ったのは10番ジャンクロード・ルース。
 前半5分、コカ・コーラ陣、グラウンド中央付近のスクラムからフェーズを重ね、コカ・コーラの反則でアドバンテージを得た、キヤノンの10番ジャンクロード・ルースのドロップゴールでキヤノンが先制する。0-3
 前半9分、コカ・コーラは自陣で8番マージミーが危険なタックルをし、キヤノンにペナルティキックが与えられる。10番ジャンクロード・ルースがコート中央付近45mの位置から距離のあるペナルティゴールを決め、0-6となる。
 コカ・コーラ陣にて、コカ・コーラボールのスクラムからコカ・コーラ12番トゥポウ・ウィリアムがラインブレイク。キヤノンのオーバーザトップの反則を誘い、コカ・コーラがペナルティキックを得る。ペナルティゴールをねらうのはコカ・コーラ10番ティモシー・ラファエレ。コート中央付近、45mの位置からペナルティゴールを狙うもやや左にそれ、ゴール不成功。
 両チームとも中盤でキックを多用し、お互い敵陣に入ろうとするが、風下のコカ・コーラは強い風の影響でなかなか敵陣に入れない。
 前半28分、キヤノンボールのスクラムで、コカ・コーラ陣のゴール前スクラムを今度はキヤノンが崩し、コカ・コーラにペナルティキックが与えられる。コカ・コーラは危機を脱した。
 その後もキヤノンのアタックはフェーズを重ね、コカ・コーラ陣深くに迫るも大事なところでノットリリースザボールを繰り返し、波に乗れない。
 前半38分、コカ・コーラ13番猿楽直希に、キヤノン4番アニセサムエラがハイタックルの反則。シンビンにより10分間の退場になる。そのプレーによってコカ・コーラに認定トライが認められ、コカ・コーラ10番ティモシー・ラファエレのゴールも成功し7-6となる。
 前半42分、コカ・コーラ陣22m付近のキヤノンボールスクラムでキヤノン8番アダム・トムソンが持ち込み展開、13番ティム・ベネットの裏に蹴ったボールを14番マイケル・ボンドが押さえ、右中間にトライ。キヤノン12番三友良平のゴールも成功し7-13となり、そのまま前半終了。
 前半は風下のコカ・コーラが耐える展開。キヤノンはシンビンにより1人少ない厳しい状態で、前半のアディショナルタイムにトライを返す展開となった。後半、風上に立つコカ・コーラがどう攻めるか注目される。

 後半はコカ・コーラ10番ティモシー・ラファエレのキックオフで始まった。
 後半11分、キヤノンボールラインアウトからの展開で、コカ・コーラはホールディングの反則を犯し、キヤノン10番ジャンクロード・ルースがハーフウェイライン付近からショットを選択。ペナルティゴール成功で、7-16とリードを広げる。
 お互いにキックを多用し、敵陣に入ろうとする中盤付近での攻防が続くが、双方ともゴール前まで行くも取り切れない展開が続く。
 後半23分、ラインアウトよりモールを形成、キヤノンがボールを持ち込むもグランディングを確認できないためにTMOが行われた。TMOの結果、キヤノン2番庭井祐輔のトライが認められ7-21となり、キヤノンが14点差のリードを広げる。
 後半30分、コカ・コーラのノットローラウェイの反則で、キヤノンはショットを選択。10番ジャンクロード・ルースが、コカ・コーラ陣左中間10m付近左から距離のある難しいゴールを成功。7-24と勝利をぐっと引き寄せるペナルティゴールとなった。
 残り時間も少なくなる中、キヤノンのタッチキックをコカ・コーラがクイックスローイン。キヤノンがプレッシャーをかけターンオーバー。
 後半34分、キヤノン4番アニセサムエラ、23番藤本健友と左に展開し、14番マイケル・ボンドが勝利を決定づけるトライを奪う。そして10番ジャンクロード・ルースのゴール成功。7-31となる。
 その後、キヤノンが自陣ゴール前でホールディイングの反則。コカ・コーラはクイックリスタート。
 後半38分、コカ・コーラ21番松島鴻太、10番ティモシー・ラファエレ、13番猿楽直希とつなぎ、最後は12番トゥポウ・ウィリアムのトライで12-31となる。ゴールをねらうのは10番ティモシー・ラファエレ。ゴールは成功し14-31となる。
 試合終了直前、キヤノンが敵陣奥に蹴り込み、コカ・コーラがカウンターをかけようとするも、キヤノンのプレッシャーにあいコカ・コーラがノッコン。
 最後にキヤノンがゴール前でしつこく攻め、左サイドに展開したがパスがタッチを割り、14-31でノーサイドとなりキヤノンが勝利を飾った。キヤノンは勝ち点4を獲得した。

 コカ・コーラは前半、風下に立ち耐える展開となったが、キックを多用し敵陣をうかがった。後半は風上に立ち優位に試合を進めたかったが、キヤノンの厳しいディフェンスにあい効果的なアタックができない。ミスも多く、陣地を獲得することができなかった。
 一方、キヤノンも攻め続けるも、最後に反則を繰り返し攻撃の継続ができなかった。結果的にキックで優位に試合を進めたキヤノンの勝利となった。
 マン・オブ・ザ・マッチはキヤノンのジャンクロード・ルースが選出され、副賞として熊本特産のい草で作成したベンチとマットが贈呈された。
 次節は、9月2日にキヤノンが昨年度王者のパナソニックを破ったヤマハ(町田陸上競技場)と、コカ・コーラは9月3日に近鉄(山口維新公園グラウンド)と対戦する。


コカ・コーラレッドスパークス キヤノンイーグルス
前半 後半   前半 後半
1 1 T 1 2
1 1 G 1 1
0 0 PG 1 2
0 0 DG 1 0
7 7 13 18
14 合計 31
反則
5 6 PK 6 3
0 0 FK 0 0
11 合計 9

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

コカ・コーラ

コカ・コーラウエストレッドスパークス
〔監督〕臼井章広
開幕戦ということで、3000名超えるお客様に観戦いただき、非常にうれしく、またシーズンが始まったとあらためて思った。
序盤は風下でもうまく乗りきれ、前半最後のトライはやらずもがなだが、まずは及第点のできだった。
後半に入ってからは、攻めに転じるところでエリアを大事にしすぎ、長い時間を費やしてしまい慌ててしまったと思う。攻める姿勢を持ちつつ、大事なところでのサポートをもう一度しっかり詰めていきたい。
ディフェンスについては、実際のスタッツは出ていないが、前半から一人目がしっかり下にタックルに入って倒すということが出来、風下であったにもかかわらずスコアで離されずに行けた。
ただ、局面局面でセルフジャッジをしてしまい、自分たちで足を止め、そこで得点されてしまったところがあった。
アタックでは、アウトサイドのブレイクダウンを昨年からの修正点としていたが、そこはうまくできた。
あとはチャンスでの最後のアタックブレイクダウンからトライを取りきるために、しっかりと修正してきたい。

〔主将〕山下昂大
まずは、たくさん駆けつけていただいたファン、そして関係者・レフェリーの方々に感謝します。
前半風下の中で我慢し、後半風上でしっかり敵陣でプレーをして得点するというゲームプランだった。
ディフェンスは一人目がしっかり下に入り、二人目はファイトせずに、次のブレークダウンでボールにしっかり絡むという明確な役割分担があった。それが破たんした時、一人目が孤立してしまったり、二人目がボールに絡めなかったりしたところもあった。しかし、全体的にはターンオーバーもできていたと思う。
ただ、中盤でレフリーとのコミュニケーションが取れず、敵陣に入ったところでペナルティを犯してしまい、自陣に戻されるという繰り返しでリズムを作れなかった。僕自身もペナルティがあったので、そこはチームの課題としてキャプテンである自分がしっかりしていきたい。
アタックについては、敵陣での時間が短すぎたので何とも言えないが、敵陣に入る手段・方法をもう少し選別していく必要があると思う。僕らはもっとアタックする時間を増やさないとフィジカルで立ち向かうのは厳しいので、ボールを動かして相手が付いてこられなくなったところでフィニッシュするという、強みを出したラグビーをしていきたい。
ただ、全然ネガティブになるようなゲーム内容ではなかったので、前を向いて次の近鉄ライナーズ戦に向けて、チームでしっかり修正し準備したい。

「前半競ったゲーム展開だった。後半に離されたのはその疲れが出たのでは?」
山下: 相手も疲れていたと思うのでそこはイコールと思う。ただ、勝負のあやというか、どっちに転がるかというところで僕らが掴みきれなかった。しっかりとリアクションするとか、裏に出られないように二人でディフェンスするとか、そういう細かいところを修正していければと思う。
「リオ・オリンピックから戻ってきた桑水流・副島両選手について」
臼井: まだチームに合流するには十分ではない。一定期間の休息も必要で、来週から本格的に合流と考えている。
特に桑水流選手についてはフォワードのため、7人制と15人制の違い、体をぶつける質が違うので、その準備が出来次第、メンバー選考の土俵に上がってくると思う。
若手も育って先発している。レギュラーメンバー確保には、桑水流選手自身も安泰ではないと危機感を持っていると思うので、切磋琢磨してくれればいい。
副島選手についても、同じようなポジション争いになると思う。
「被災地・熊本で試合を終えた感想を」
山下: ホームということで、たくさんのお客様に応援していただいたが、ゲインした時、タックルした時一つ一つに歓声が沸いているのをプレーしていて感じた。
非日常の時間、プレーの激しさ・面白さに触れてラグビーを理解してもらえればうれしい。ただ、結果で還元したかったが、それが出来ずに残念だった。

キヤノン

キヤノン・イーグルス
〔監督〕永友洋司
まずは被災者の皆様にお見舞いを申し上げたい。
今日、熊本で試合をする意味・意義を自分たちの中で理解して熊本に入って来た。飛行機やバスでの移動中で目にした光景から、まだまだ復興には時間がかかるだろうと直に感じた部分があった。ラグビーを通じて皆さんに笑顔を、という思いで選手たちはプレーしてくれたと思う。
試合内容は、取りきるべきところで取りきれなかったところ、ウイニングカルチャーが、まだまだ足りていなかった。
ただ、難しい開幕戦を選手たちはよく頑張って乗り切ってくれた。勝って反省できたので、次に生かして行きたい。

〔主将〕庭井祐輔
協会をはじめ、この試合のために動いてくださった皆様、ありがとうございました。
震災で大変な思いをされてる方も多い中、ここで試合を出来たことをうれしく思う。
私たちとしては、被災者の皆様に少しでも希望や勇気を与えられるようなプレーをしようと臨んだが、思うようなプレーができなかった。取り切れるところで取りきれなかったのが、うまく試合運びできなかった原因かと思う。
ただ、初戦でうまくいかない中で勝てたことがとても大きな収穫だった。
スクラムやディフェンスでいい部分は出ていたので、これからにつながるだろう。
次戦は、パナソニックに勝ったヤマハだ。昨年は負けているので、チャレンジャー精神を持って当たりたい。

「マン・オブ・ザ・マッチのルース選手について」
永友: 初めて日本に来た選手なので、日本の文化に慣れるのに苦労していると感じる。
ただ、ラグビーに対する取り組み、キヤノンの文化を学ぼうとする姿勢はラグビーをやる以前に人間として素晴らし選手であると思う。
こういう選手は、チームに溶け込むのは早い。ゲームを積み重ねる中でやっていかなくてはならない部分もあるが、要所要所でのキックで、新しい武器を作ってくれているだろう。各チームのディフェンスのレベルが上がっている中、エリアマネジメントにおいても武器になっている。
「“ビート・パナソニックの目標を掲げている中、昨日のパナソニック対ヤマハの試合の感想を」
永友: 目標を越されてしまったかなと。次の対戦で、清宮監督・長谷川フォワードコーチ、この二人の顔を神妙な顔に変えてやりたい。
庭井: 私から見て、パナソニックは自分たちの強みを出し切れなかった。逆にヤマハは、特にスクラム、ブレイクダウンにおいて強みを出し切ったところで勝利を得たのかなと思う。そのヤマハが次の相手なので、私たちもスクラムもディフェンスにも自信を持ているので、そこでしっかり勝負し、勝利をつかみたい。

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