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トップリーグ第5節〔10月2日〕/宗像サニックスvs東芝/試合レポート

TOP LEAGUE
宗像サニックスブルース

宗像サニックスブルース

 
 vs  東芝ブレイブルーパス
 

東芝

     

平成28年10月2日(日) 天候:晴れ グローバルアリーナ【福岡】

宗像サニックス
ホームゲームで強豪東芝に初勝利で4位浮上!

●13:00キックオフ
  宗像サニックスブルース vs 東芝ブレイブルーパス

写真
 【マン・オブ・ザ・マッチ】
  宗像サニックスブルース:新井信善

 今季初のホームゲームとなる宗像サニックスは、強豪東芝を迎え撃つ。
 第4節を終え、宗像サニックスは3勝1敗の勝点12で7位に食い込む好調をキープ。
 対する東芝も、3勝1敗の勝点13で6位と、上位には必ず食い込む存在感をキープ。
 今日は、東芝を相手に地元ファンの声援に応えたい宗像サニックス。前節勝利後の田村衛士主将のコメントは「勝ちたい思いが強い方が勝つ!」だった。その言葉の真価が問われる一戦に、ホームグラウンドは期待感に包まれる。

 前半、宗像サニックスボールでキックオフ。
 開始早々から前に出るディフェンスで、宗像サニックスにプレッシャーをかける東芝がゲームを動かす。
 7分、東芝は敵陣に入り込んだマイボールのラインアウトから、No.7リーチマイケルがボールをキャッチするとモールを形成。ディフェンスに入り遅れた宗像サニックスの穴を突き、そのまま前に進み込んで大きくゲインし、コラプシングの反則を誘う。余裕ができたプレイにまずフォワードで縦を突きバックスに展開すると、No.15コンラッド・バンワイクが細かいステップでゴール前に迫る。No.9小川高廣から大きく右に飛ばしたパスを、スピードをつけてまっすぐ走り込んできたNo.13リチャード・カフイがキャッチし、そのまま右中間に飛び込んでトライ。
 No.9小川高廣のコンバージョンも決まり0-7と先制、流れをつかんだかのように思われた。
 しかし、今日の宗像サニックスはその流れを引き戻すかのように、得意の展開力でグラウンドを大きく使い反撃に転じる。
 16分、宗像サニックスは敵陣22m内のラインアウトから、No.7田村衛士が走り込んで前に出るとすばやく右に展開し、No.9濱里耕平が連続攻撃を仕掛ける。東芝も懸命に押し返すも、最後はNo.4福坪龍一郎→No.12ロビンスブライス→No.11屋宜ベンジャミンレイにボールが渡り、そのまま左中間に飛び込んでトライを返し観客を総立ちにさせる。
 No.10田代宙士のコンバージョンは不成功となったが、5-7とし反撃の狼煙を上げる。
 続く19分、宗像サニックスは東芝のキックオフから再開されたボールを、No.14アンドリュー・エブリンハムがキャッチしポイントを作ると、自陣でありながらキックを使わず左右に展開。その攻撃を予想していなかったのか、穴ができた東芝のディフェンスにアンドリュー・エブリンハムが抜け出し、ビッグゲインで敵陣に持込む。宗像サニックスは攻撃の手を緩めず、更に左右に展開を仕掛け、最後は再びアンドリュー・エブリンハムがディフェンスを引き付け、走り込んできたNo.2隈本浩太にパスをつなぐと、そのまま抜け出し右中間にノーホイッスルトライを奪う。
 No.10田代宙士のコンバージョンも決まり、12-7と逆転に成功。これが宗像サニックスのラグビーだと言わんばかりの展開に、会場は興奮に包まれる。
 当然ながら、このままでは終わらせない東芝は、敵陣で反則を繰り返す宗像サニックスに対し、ゴールキックを狙わず執拗にフォワードで圧力を仕掛け、見せ場を作る。
 29分、東芝は敵陣ゴール前で得たペナルティーからスクラムを選択し、フォワードで圧力を掛けるとNo.9小川高廣が持ち出し、鮮やかなフェイントで抜け出して右中間にトライを返す。
 No.9小川高廣がコンバージョンを決め、12-14とゲームをひっくり返す。
 更に34分、東芝はハーフウェイ付近のスクラムからフリーキックを得るとクイックスタートで左右に展開、No.13リチャード・カフイが宗像サニックスのディフェンスのギャップを突き、鮮やかな個人技で抜け出しゴール前でチャンスを作る。とどめは余ったラインでNo.15コンラッド・バンワイクが内側に切れ込み、右隅にトライを重ねる。
 No.9小川高廣が難しい角度のコンバージョンを決め、12-21とリードを広げ前半を終了。

 後半は東芝ボールでキックオフ。
 前半に流れを作った東芝であったが、ここから宗像サニックス劇場がはじまる。
 7分、宗像サニックスは自陣のゴールを背にしたマイボールスクラムからフリーキックを得ると、キックを使わず展開に転じる。
 まずはNo.12ロビンスブライス→No.13アヒオシリバとつなぎ大きくゲイン、続いてNo.5ジャック・ポトヒエッターが全体重を乗せたアタックでポイントを作ると、No.3ヘンカス・ファン・ヴィックがバックスに負けないパス回しで、裏にいたNo.10田代宙士からNo.15ジェイミージェリー・タウランギにつなぎ緩急をつけたステップでディフェンスをすり抜けビッグゲイン、最後はサポートについていたNo.9濱里耕平→No.14アンドリュー・エブリンハムとつなぎ、東芝のディフェンスを振り切って右中間にトライ。
 No.10田代宙士のコンバージョンも決まり、19-21と反撃の口火を切る。
 続く10分、宗像サニックスはその勢いのまま東芝のキックオフから再開されたボールを、キックを使わず徹底して展開する。甘くなった東芝のディフェンスの隙を突き、近場で縦突破をみせたと思うと今度は大きく外に散らし、No.4福坪龍一郎→No.13アヒオシリバ→No.12ロビンスブライスと繋いで東芝のディフェンスを翻弄、大きなゲインとともにグラウンドの中央でサポートについていたNo.9濱里耕平に戻すと、そのままゴールポスト中央に独走トライ。東芝を相手に、本日二度目のノーホイッスルトライを見せる爆発力。
 No.10田代宙士のコンバージョンも難なく決まり、26-21と突き放しにかかる。
 その後一進一退の攻防も続くものの、更に宗像サニックスが残り時間を支配した。
 ダメ押しは17分、宗像サニックスは敵陣22m付近の東芝ボールのラインアウトから形成されたモールで、No.8新井信善が割って入りボールを奪うと、一気にゴール前まで運び倒れながらもサポートについていたNo.1杉浦敬宏につなぎトライラインに迫ると、最後は新井自らがねじ込みビッグプレイのトライ。TMO判定により確認され、認められる。
 No.10田代宙士のコンバージョンは決まらかったが、31-21と1トライ1ゴールでも追いつかない点差に広げ、東芝に大きなプレッシャーをかけた。
 この日の暑さとアウェイの空気に飲まれてしまったか、東芝も再三ゴール前まで攻め込むが取りきれず、ここから先も宗像サニックスの執念のディフェンスが上回り、守り切られる。
 宗像サニックスは、終了のホーンがなった後も3トライ差のボーナスポイントを狙い、自分達からゲームを切らず攻め続け、最後まで地元ファンをワクワク楽しませてくれてノーサイド。
 気付けば、後半は東芝を0点で抑える結果とともに、トップリーグで過去9度の対戦で1度も勝ったことがなかった相手に初勝利という大金星をあげた。

 マン・オブ・ザ・マッチには、ダメ押しのトライをあげた宗像サニックスNo.8新井信善が受賞し華を添えた。
 また東芝のゲームキャプテンであったリーチマイケルは、試合後のセレモニーで悔しさを隠しながらも「今日は勝つべきチームが勝った」と宗像サニックスを称える一幕もあり、会場は拍手に包まれた。
 最後に、地元ファンに熱い戦いを見せてくれた宗像サニックスはもとより、アウェイの地で真剣勝負を見せてくれた東芝にも敬意を表し、両チームに心からの感謝の気持ちを込め、これからの活躍と発展を祈りエールを送りたい。


宗像サニックスブルース 東芝ブレイブルーパス
前半 後半   前半 後半
2 3 T 3 0
1 2 G 3 0
1 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
12 19 21 0
31 合計 21
反則
4 7 PK 2 5
1 0 FK 1 0
12 合計 8

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

東芝

東芝ブレイブルーパス
〔ヘッドコーチ〕冨岡鉄平
先々週、ヤマハに大きく負けた。それから良い立て直しと準備ができたし、次のチームにフォーカスを当てて良いトレーニングを2週間やって来た。
今日はチームにアンラッキーな事が多く続いた。相手に対しスコアを取って行く上で、警戒していた相手のストロングポイントが炸裂した感じだった。その中でも勝って行くチャンスはあったが、多くのミスも出た。今は我慢の時かと思う。もう2連敗は獲り返せないので、次の対戦に向けて自分たちでチームを立て直したい。

〔主将〕リーチマイケル
勝つべき試合だったが、宗像サニックスの方が上だった。この試合をタ-ゲットにフォーカスも出来ていたが、自分たちのリズムを作るのにノックオンをしてしまったり、モールが出来なかったことが連続した。
東芝は今2連敗している。反省もしたはずなのに似たような部分が出て来た。帰ってどのように反省するか?どうやって立直すか?これからの課題だ。

「この2週間自分たちでフォーカスして準備してきた具体的内容は?」
冨岡: 大きく分けると「強いプレー」と「規律」の2点。単純に反則をする、しないだけではない。一つ一つのプレーや判断基準であったり、そういう規律を守るチームにならなければトップチームにならないと思う。
この部分はしっかり修正しなければならないが、ブレークダウンのところなど、どうしても代表組と長い時間共有できなかった。シーズン中ではあるが、チームとしてのアイデンティティーを取り戻すために時間を費やしている。これは1週間、2週間でどうなるものではない。
もう一度対戦相手すべてに、インパクトを与えることができるかである。そういう意味で、今日の敗戦はチームとして成熟出来ていない部分であった。修正して成熟するのに時間を費やし、強みになるようにしたい。
「サニックス戦で5トライの大量失点となったが、ディフェンスの評価は?」
冨岡: ディフェンスに関してもシステムエラーなのか、個人のミスなのか…。色々あると思うが、システムに関してはおかしくはなかった。これは一人一人の技術力・タックル力のレベルを上げるしかない。
「今日の暑さについては?」
リーチ: 暑かった。それもあったし、アウェイだった。宗像サニックスが自陣から回して来たりで、体力を奪われた。予想はしていて対応はしていたが、どこからでも攻めるぞ!という素晴らしい攻撃だった。

宗像サニックス

宗像サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
地元での試合で勝ちたかった。これだけ練習して負けたら仕方ないと思うくらい練習出来た。
選手も良くやってくれた。

〔主将〕田村衛土
地元宗像の皆さんの前で、しっかり全員がやってきたことを出して勝利できたということは、この先のシーズンを考えても大きいことだと思う。

 

「東芝にはこれまで勝ったことが無かったと思うが、去年の準優勝チームに対してどういうところにフォーカスしてやって来たのか?」
藤井: 自分達らしい勝ち方をしたい、とやってきた。下位のチームに3勝したが、ようやく上位チームに勝った。上位に行くための最後の試合だけに、今日勝たなければならなかった。
昨日は涼しかったが今日はすごく暑く、絶対ボールを蹴らないようにと…。
恐らく最初の10分~20分はすごいプレッシャーが掛かってくるだろうと。そこの凌ぎ合いで、絶対ボールを渡さないということで臨んだ。良いトライも獲れて良かった。
「自陣から攻めて、相手の反則やゴール前でのラインアウト(モール)でバランスをどうやって保ったのか?」
藤井: ここで反則を犯すというネガティブでなく、ここから攻めないと、ゆっくり攻めればスクラムもモールもエネルギーも消耗してしまうが、後半になってもスクラム、モールを押されることもなかった。
プレッシャーを受けながらもFWはFWの仕事をし、BKに繋いでBKも良い形でトライが獲れた。
特に東芝から来た石澤が最高のスクラムを組んだと思う。
「最後10点差を付けての残りの時間がどのような気持ちだったのか?」
田村: もう1本でのボーナスポイントが欲しかったが、まだ10点差だし、最後の最後まで、という気持ちで。ひょっとしたら1本獲られて終わったかもしれないと思った。勝ちを確信することは無く最後まで…。贅沢言えばもう1本獲りたかった。
「最後攻め続けたのもボーナスポイントを取りに行くという事であったか?」
田村: そのとおり。3トライ差を付ければ(ボーナスポイントを取れる)。
「FWのセットプレーや接点で、後半になって相手の圧力をどう感じたのか?」
田村: そこまで感じてなかった。しっかり闘えていた。がむしゃらだった。
後半は0点に抑えていたし、良い勝負が出来ていた。流れは出来ていて、マイボールをキープするということは、相手に攻められない1番の状態。それを継続できたのが良い結果となった。


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