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トップリーグ第15節〔1月14日〕/宗像サニックスvsNEC/試合レポート

TOP LEAGUE
宗像サニックスブルース
コカ・コーラレッドスパークス 
 vs  NECグリーンロケッツ
 NEC
     

平成29年1月14日(土) 天候:くもり レベルファイブスタジアム【福岡】

●11:30キックオフ
  宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ

宗像サニックス
故宗政社長にささげる勝利
シーズン最多7勝を挙げシーズン終了

写真
 【マン・オブ・ザ・マッチ】
  宗像サニックスブルース:ロビンスブライス

 前半、NECのキックオフで試合開始。
 4分、宗像サニックスは敵陣22mライン付近右中間のラックから左へ展開し、No.12ロビンスブライスが抜け出し、ほぼ中央に先制トライ。(No.13金川禎臣のコンバージョン成功 7-0)
 9分、NECは敵陣22mライン付近中央で得たペナルティゴールをNo.10田村優が確実に決め7-3とし反撃する。
 しかし13分には、宗像サニックが敵陣ゴール前5m付近中央のラックから左に展開し、クロスプレイで逆方向へ突進、内側に走りこんできたNo.14カーン・ヘスケスへ繋ぎ、巧みなステップで抜け出しそのまま中央にトライ、リードを広げる。(コンバージョン成功 14-3)
 22分、今度はNECが敵陣ゴール前10m付近中央から右に展開し、No.14松浦康一が右隅に飛び込みトライ、4点差に詰め寄る。(コンバージョン成功 14-10)
 そして29分、宗像サニックスは敵陣ゴール前10m付近左隅のラックから右に展開、No.9濱里耕平からNo.4西井利宏に繋ぎ左中間にトライし、再びリードを広げる。(19-10)

 後半、宗像サニックスのキックオフで試合再開。
 8分、宗像サニックスは敵陣ゴール前10m付近右側で得たペナルティから、速攻でNo.8ジャック・ポトヒエッターが突進、No.12ロビンスブライスに繋ぎ中央にトライを決める。(コンバージョン成功 26-10)。さらにリードを拡げる効果的なトライであった。
 その後NECは14分にトライを挙げ、追撃を開始。
 24分には、宗像サニックスのシンビンによる数的優位を活かし、敵陣ゴール前付近中央から左へ大きく展開、No.5廣澤拓が左隅ギリギリにトライ。非常に難しい角度からのコンバージョンをNo.10田村優が成功させ 26-24と2点差に詰め寄った。
 その後も、NECは攻め続けるが、宗像サニックスの身体を張ったディフェンスに決め手を欠いた。しかし、終了間際にNECがペナルティを得た。宗像サニックス陣内の22mライン付近右中間からペナルティゴールをNo.10田村優が狙ったが、ゴールポスト右に反れてしまいノーサイド。
 最後のペナルティキックは田村優であれば、十分に決めることのできる位置であったと思うが、宗政前社長が好きだった「ボールを持って走る」を忠 実に、そして果敢に展開していった宗像サニックスに不思議な力が働いたような幕切れだった。

 宗像サニックスは勝率五割には届かなかったが、1シーズン最多の7勝(11位)を挙げた。
 NECは昨年は入替戦出場と苦しいシーズンだったが、6勝1分け8敗で10位と順位を上げ終了した。

 マンオブザマッチは、この日2本のトライを決め、リーグ戦100試合出場も達成した宗像サニックスのロビンスブライス選手に贈られた。



宗像サニックスブルース NECグリーンロケッツ
前半 後半 前半 後半
3 1 T 1 2
2 1 G 1 2
0 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
19 7 10 14
26 合計 24
反則
5 6 PK 5 3
0 0 FK 1 1
11 合計 10

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

NEC

NECグリーンロケッツ
〔ヘッドコーチ〕ピーター・ラッセル
 前半・後半で主導権が分かれたような試合であった。特に最初の15分から20分にボールを支配されて簡単にトライを取られてしまったが、前半の終盤追いついて、NEC本来のラグビーができ始めた。
 ハーフタイムでは、ボールをキープして相手にプレッシャーをかけようと伝えたが、後半は正しいオプションの選択ができない場面もあった。
 シーズンを振り返ると、ポジティブに正しい方向に進んでいたと思うし、次のシーズンへ向けて良い形の進歩ができた。

〔主将〕瀧澤 直
 簡単にトライを取られ過ぎたし、トライを取りたいところで取れなかった。
 前半、取られた後の時間帯では自分たちのラグビーができていたが、少々ムラが出てしまいう。それが順位に反映しているのではないかと思う。
 我々は明らかにビルドアップし前に進んでいるし、昨年から取り戻しつつある自信もあると思う。若い人や経験豊富な人もいて次を迎えられる良いシーズンであった。 

 

「ようやく良いトライが取れるようになって、勝てば五分の星となる最後の試合でミスが多く出たり、選手が慌てている様に見えた。上手く行ったのか、元へ戻ってしまったのかどうか?」
ラッセル: 冷静さが必要と思ったし、チャンスは多くあったが取れなかった。追いつかなければ・・・というラグビーをしてしまい焦りもあった。
相手が14人という時もチャンスはあったし、後半もサニックス側が違うポジショニングしている時のチャンスはモノにする必要があった。
キャプテンが言ったように、若手とベテランが融合し始めているので、来期へ反映してもらえばと思う。
「試合終盤サニックス陣地でプレイしている時、外から見ていると攻めている方が焦っている様に見えたが、ピッチの中ではどのような感じだったのか?」
瀧澤: そのようなことはなかった。相手も取られる訳には行かないシチュエーションだったし、時間も迫っていたしで、それなりの思いを持ってディフェンスしていた。我々もオプションを選ぶことができる部分もあったが、できずにトライ行き着かなかった。それは、決して焦っていたからではない。
「それでもキャプテンとしては、取り切って終わりたかったのでは?」
瀧澤: それはキャプテンではなくても、選手なら皆そう思うことである。

  


宗像サニックス

宗像サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
 先週土曜日に社長が突然亡くなられた。創部23年で10年ほど監督をしているが、辛いことが多く何度も地獄を見てきた。その度に這い上がってきたのだが、糸が切れたようだ。
 ランニングラグビーが好きな方だったので、それを完遂しようとした。最後のゴールは社長が勝たせてくれた。
 今シーズンは勝ちも負けもあったが、これまで勝ったことのないチームに勝てたり、7勝したことも初めて。順位はともかく最後は社長が勝たせてくれた。そして喜ぶ顔が見たかった。
 来期に向けて前向きに立ち上がって行きたい。

〔主将〕田村衛土
 社長が好きなランニングラグビーで勝とうという思いで臨んだ。凄くタイトな試合だったが、最後は社長のおかげだと思った。
 シーズンを通して今期の7勝は初めて。来期は7勝に満足せずに、もっと勝てるよう次のシーズンへ備えたい。

「1月7日に社長が亡くなられた後の8日のリコー戦時の監督と選手たちの様子は?」
藤井: 誰も知らなかった。私が知ったのがリコー戦の翌日。あの試合を見られていたら激怒されたと思う。
「過去に降格等もあってとても厳しい時期もあったと思うが、何か思い出すことは?」
藤井: 全敗したこともあり、就任からの7年は試合に負けると厳しく叱られた。しかしここ3年くらいはそのようなこともなく、毎試合見に来てもらった。
とにかく手で持ち走ることが好きな方で、東芝戦の時には試合途中で泣いているような状態であった。(それは地元)グローバルアリーナで、宗像でということで嬉しかったのだと思う。
試合後すぐに「ビデオをくれ」と言われる時はだいたい良い試合をした時で、(今年は)東芝戦とトヨタ戦だった。
「今週の練習はこの状況の中、どのように行ったのか?」
藤井: 月曜日にスタッフミーティングを行い、メンバー決めたが、社長との付き合いも長かった故にショックで次の日も練習ができない状態だった。
実は練習したのは木曜日からで、昨日少しあわせたくらいだった。
選手たちが気を使ってくれて、選手たちからメールをもらったりしてようやく練習に来れたような状態であり、選手たちから試合につれて来てもらったようなもの。
「ディフェンスで体を張ったプレイしていたように見受けられたが、監督はどのように見ていたか?」
藤井: 準備という部分ではNECに関して十分でなかったが、試合の前にスピリットというか気持ちの大切さというか、そういったものを社長が最後に命を懸けて教えてくださったのではないかと思う。
「FWであるキャプテンへ。大幅なメンバーチェンジ(特にフロントロー)があったが、非常に安定しているように見えた。スクラムをはじめFW全体はどうだったのか?」
田村: 最初のスクラムで、安定していて押せると思ったし、ラインアウトでは相手が上手くてすごくプレッシャーを受けたが、全体的には良かった。
「社長の思い出は?」
田村:

キャプテン3期目で怒られることはなかった。覚えているのは試合後に来て「おめでとう」と声をかけてくれたことだろうか。



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