トップリーグ第10節〔12月3日〕/サントリーvs近鉄/試合レポート

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サントリーサンゴリアス vs 近鉄ライナーズ

サントリーサンゴリアス
近鉄ライナーズ

平成29年12月3日(日) 天候:晴れ えがお健康スタジアム【熊本】

11:30キックオフ
サントリーサンゴリアス vs 近鉄ライナーズ

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【マン・オブ・ザ・マッチ】
サントリーサンゴリアス:No.10 小野晃征

サントリーサンゴリアス 近鉄ライナーズ
前半 後半   前半 後半
2 2 T 1 0
1 1 G 0 0
0 1 PT 0 0
0 1 PG 0 0
0 0 DG 0 0
12 22 5 0
34 合計 5
反則
3 2 PK 5 10
1 0 FK 0 0
6 合計 15

記者会見

近鉄ライナーズ

近鉄

〔監督〕坪井章
「昨年4月熊本地震で被災された皆様に御見舞い申し上げます。また、一日も早い復興をお祈りします。熊本県協会・関係者の皆様にはトップリーグで初めて熊本に来ましたので感謝申し上げます。」
前半は準備したことを出せて、王者サントリーに勝ちに行こうというメンタリティを選手は出せたと思っているが、ラインアウトのミスやせっかくのチャンスをつぶしたり、うちの課題であったペナルティのディシプリンのところで多かったりして結果はこういうことになってしまった。
ポジティブに、いい所を出せたので修正できるところにフォーカスして、次の神戸製鋼戦に向けベストな準備をしたい。

〔主将〕樫本敦
「本日はありがとうございました。」
サントリーさんはテンポのいいアタックをしてくるので、自分たちの技術でどうにかしていこうと思ってやっていた。ディフェンスが多くなるのはわかっていた。前半は思った通りだったが、後半のはいりで取りきれなかった。後半はサントリーさんにやられてしまった。点差は開いたが、それ以上のものを得ることができたので、次の神戸製鋼戦にしっかり準備していきたい。

――後半に点を取られた要因は?

坪井章 アンラッキーな面があった。退場者やフランカーの辻がひざのけがで早めに抜けたり、足がつったメンバーも多くタフな状況があった。
後半は反則が非常に多く、アタックしても我慢しきれず相手にターンオーバーされ切り返しのシーンを今日は作らないようにしたかったが結局我慢できなかった。

――反則が多かった要因は?

樫本敦 サントリーさんの早いラグビー、プレッシャーでたまらずペナルティにしてしまった。サントリーのプレッシャーに負けてしまった。


サントリーサンゴリアス

サントリー

〔監督〕沢木敬介
前半は自分たちがやろうとした、いいはいりができた。その後は主導権を相手に渡す場面もあった。細かいミスの積み重ねがそういう結果になっている。
次のNEC戦に向けて、基礎的なところ、個人的な部分を来週一週間練習したい。

〔主将〕流大
前半のはいり以外はすべて悪かった。
切り替えてやって行きたい。

――後半最初から流選手投入の意図と評価は?

沢木敬介 テンポを作る為だが期待通りではなかった。求めているレベルではなかった。

――流選手をリザーブにいれたのは?

沢木敬介  先月の日本代表戦の疲れを考慮した。流選手のコンディションと日和佐選手がいいパフォーマンスを出すため1か月いいトレーニングをしていた。いいチャレンジだと思ったが、二人ともあまり良くなかった。

――プレイオフに向けてチームの完成度は?

沢木敬介  新しいことはやっているが完成はしていない。一番のピーキングは最後の試合なので、そこに合わせてチャレンジするところ、評価できるところ、改善するところを1試合1試合明確にしていきたい。
今日のゲームでも小さな自信が持てるプレイがあったので、その積み重ねが多ければ多いほど次のゲームに対して自信を持って臨める。そういう形でファイナルに持っていきたい。小さなミスもあったがその原因が何なのか、チームのミスなのかそういったところを踏まえて今週1週間準備をしていきたい。

――高校時代を過ごした熊本での試合、観客への思いは?

流大 すごく声援をもらった。母校の後輩たちが横断幕を作ってくれてすごくありがたかったが、それに答えるだけのプレイができなかったのが残念。また、レベルアップしたい。

――ゴールコンバージョンキックを蹴ったのは?

流大 小野さんが足を痛めていたので、あまり練習はしていないがあの中では蹴るチョイスは自分かなと思ったし、入ってラッキーだなと思った。

――2年後のラグビーワールドカップに向けてどういうプレイをしたいか?

流大 選手としてはレベルの高い、面白い試合をするのが大事。トップリーグの中ではサントリーが引っ張って行きたい。日本代表に選ばれ、出場することが増えているが勝つことがラグビー人気を高めることにつながるので、テストマッチには必ず勝てるよういい準備をしていきたい。

――日本代表戦から帰ってきたばかりだが、コンディションやチームとのコミュニケーションは?

流大 コンディションは練習をコントロールしたり、メディカルと相談して今日に臨んだ。自分もチームも求めているレベルではなかったが、5ポイントとれたのは良かったので次のNEC戦も5ポイント取ってプレイオフを決め、次につながるようなゲームをしたい。良くなかったのはコンディションではなくパスの精度や僕自身の問題だ。

――後半から出場したが自分の役目は?

流大 サントリーのテンポをつくること。前半主導権が相手に行ったところがあったので、サントリーがボールを持ってしのげる展開にしたかった。


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