トップリーグ第10節〔12月3日〕/コカ・コーラvsトヨタ自動車/試合レポート
コカ・コーラレッドスパークス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ
平成29年12月3日(日) 天候:晴れ えがお健康スタジアム【熊本】
14:00キックオフ
コカ・コーラレッドスパークス vs トヨタ自動車ヴェルブリッツ
【マン・オブ・ザ・マッチ】
トヨタ自動車ヴェルブリッツ:No.10 ライオネル・クロニエ
コカ・コーラレッドスパークス | 対 | トヨタ自動車ヴェルブリッツ | ||
---|---|---|---|---|
前半 | 後半 | 前半 | 後半 | |
1 | 3 | T | 6 | 3 |
1 | 1 | G | 4 | 1 |
0 | 0 | PT | 0 | 0 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
7 | 17 | 計 | 38 | 17 |
24 | 合計 | 55 | ||
反則 | ||||
1 | 4 | PK | 4 | 3 |
0 | 0 | FK | 1 | 1 |
5 | 合計 | 9 |
記者会見
コカ・コーラレッドスパークス
〔ヘッドコーチ〕アール・バー
前半のスタートが遅かった。後半に入っていいファイトが出来てトライがとれたので、ディフェンスをもう少し頑張らないといけない。
〔主将〕山下昂大
ウィンドマンスを挟んで9連敗の流れを絶つために、合宿を行ってこの試合に臨んだが、はいりで受けてしまった。
後半はチームの持ち味であるボールを大きく動かすことで、立て直すことが出来た。失点の部分は真摯に受け止め、次の試合は結果を求めてしっかり準備したい。
――最初からボールを大きく動かすプレーが出来なかったのは、チームのミスが多かったのか、相手チームのプレッシャーが強かったのか?
山下昂大 相手のフィジカルが強く、抱え上げられボールを奪われるシーンがあった。その点は相手に合わせず、人数をかけて早くボールキャリアに寄るなどして防がなければならなかった。
トヨタさんが良かったのもあるが、チームのスキル不足もあったので次の試合までにはしっかり修正して臨みたい。
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
〔監督〕ジェイク・ホワイト
「ハッピーです。」怪我人も出ず、ボーナスポイントも獲得できて点数にも満足している。選手のローテーションもできたが北川選手、姫野選手、ジェイミー選手の交代後に若干チームの一体感が失われた。
しかし、アタック面は良かったので次の試合に繋げていきたい。
〔主将〕姫野和樹
ボーナスポイントが獲得できてよかったが、アタックの部分で繋ぐ意識がまだまだ必要。今後の試合もしっかり1試合ずつフォーカスして行きながら、しっかり準備をして臨みたい。
――トップリーグがしばらく中断した間、この試合に向けて準備してきたことは?
ジェイク・ホワイト 何も変わってはいないが、沖縄合宿などで確認したことはこれから4勝してプレーオフに進むのみということ。
――前半の10分まで3トライを取り、テンポよく攻撃できた部分についての評価は?
ジェイク・ホワイト 合宿でやって来たことが出来た。もう一つパスをする場面でオフロードパスが出来たりしたので満足している。最初の3トライも敵陣ではなく、自陣からできたことは力がついてきた証拠。又、天気のいい中でプレーできたのは今日が初めてだった。
――姫野選手はテストマッチの前後でどのように変化したのか?
ジェイク・ホワイト 非常に自信を付けて帰ってきた。姫野にとって大事なことは代表で経験したことを、チームに反映していくこと。ラグビーをエンジョイしているので、私が今日出るなと言っても、彼は試合に出ただろう。テストマッチでも十分通用するそのエネルギーをチームに伝えて、チームメイトがそれに応えることが大事。
――テストマッチを終え現在のコンディションとキャプテンとしてのプレーの評価は?
姫野和樹 コンディションはいいとは言えないが、キャプテンとしてチームを引っ張るのが自分の役目なので、チームが勝つためにはそこは特に問題ない。チームのプレーはやってきたことが浸透していて、自分が不在だったテストマッチの期間中にチームがいい方に向かっている。今後はパスのタイミングなど細かい部分を改善していきたい。