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トップリーグ1stステージ第2節〔9月7日〕/九州電力vs神戸製鋼/試合レポート

九州電力キューデンヴォルテクス
九州電力
vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
神戸製鋼

神戸製鋼 前半の劣勢を後半一気に逆転し開幕2連勝
山中の復帰に勝利で花を添える

平成25年9月7日(土) 天候:雨 レベルファイブスタジアム【福岡】

●19:00キックオフ
  九州電力キューデンヴォルテクスvs神戸製鋼コベルコスティーラーズ

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【マン・オブ・ザ・マッチ】神戸製鋼コベルコスティーラーズ:正面健司

 九州でのトップリーグ開幕戦第2試合は、試合前から降り続く雨の中で行われた。その雨はゲーム展開に影響を与えることは免れない状況。タレント揃いの神戸製鋼に対し、九州電力は新人選手4名を起用し挑んだ。

 試合開始直後は雨のせいか新ルールのせいか、スクラムが安定せず何度も組み直すシーンが見られたが、セットプレーは九州電力が優勢に試合を進める。
 4分、九州電力の巨漢No.8ルアマヌがボールを持ち突進すると、神戸製鋼ディフェンスは阻止するために人数をかけざるを得ない。神戸製鋼陣22m内で連続攻撃を仕掛ける九州電力は左にパスアウト後、SO斎藤がライン際に蹴ったボールがインゴールへ。大外で待つ両チームのWTBが接触しているうちにボールはその内側にサポートしていた新人CTB中靍の胸に収まり先制トライ。(ゴール成功7-0)
 その後も新人FBの加藤がキレのあるプレーで、攻守に渡る活躍を見せるなど新人選手の起用が見事的中する。
 神戸製鋼も近場を攻める連続攻撃でゴール前まで進むが、九州電力の捨て身のディフェンスと自らのハンドリングミスを重ねなかなかゴールラインを越えられない。
 防戦一方の時間から脱出した九州電力は、27分、相手陣22mのラインアウトからモールで押し込んだ後、No.8ルアマヌにボールを託し突破を試みる。ラックから右に展開したボールはワンバウンドでWTB早田に渡るが、これが神戸製鋼ディフェンスの足を一瞬止めギャップを作った。内側に切れ込んでいく早田を捕らえることができず、そのままトライ。ゴール成功で14-0。
 しかし神戸製鋼が強みを見せる。31分、インゴールまで10mの位置でのラインアウトからモールを組み、そのまま押し込みNo.8前川がトライ。SO山本のゴール成功で14-7。
 前半終了間際にはハーフウェイ付近で得たPKからゴールキックを選択し、第1節からゴールキックが安定しているSO山本がロングキックを見事に決め、14-10と九州電力リードで前半終了。

 後半、神戸製鋼は南アフリカ代表経験のある身長208cmのベッカーを含む4人を入れ替えて、流れを変えようと試みる。
両チームとも滑りやすいボールに苦しみ、ハンドリングミスでリズムに乗れない状況が続くが、地力に勝る神戸製鋼の攻撃に九州電力のディフェンスに乱れが見え始める。
 12分、積極的にボールを動かしてきた神戸製鋼は右へ展開し、日本代表のCTBウィングのフラットな飛ばしパスをディフェンスをずらしながら受けたFB正面、そしてWTB今村に渡りゴール前までゲイン。ブレイクダウンから出たボールを南アフリカ代表CTBフーリーが受けインゴールへ飛び込み、逆転に成功。ゴールも決め14-17。
その後神戸製鋼は2トライを加え、九州電力を突き放す。
 17分、九州電力はグラウンド中央付近のスクラムから、スペースの空いているディフェンスライン裏へSO斎藤がグラバーキック。これを、神戸製鋼CTBフーリーが完全に読みターンオーバー。後半から入ったWTB大橋が突破し、ライン際でスピードに乗ってパスを受けたFB正面がトライ。ゴール成功で14-24。
 続く22分には、神戸製鋼がゴール前で得たラインアウトから確実にモールを押し込み、HO木津がトライ。ゴール成功で14-31。
 追加点と4トライを目指す九州電力も、必死でボールをキープし連続攻撃を仕掛けるが、フーリーのアタックスペースをなくす巧みなディフェンスと接点で、ベッカーに圧力をかけられターンオーバー。
 29分CTBウィングが大きくゲインし、正面が2つ目のトライで14-36。世界のトッププレーヤーの技術とパワーは、一瞬でゲームの流れを変えることができることを目の当たりにする。
 31分、神戸製鋼は2年ぶりに復帰した山中を投入。山中は九州電力ゴールライン間際で得たPKからパスを受け、ファーストタッチでトライをしてみせる。自らゴールキックも成功させ14-43。
 その後も九州電力は果敢にアタックするが、息を吹き返した地力に勝る神戸製鋼のディフェンスを崩すことはできず、このまま試合終了。

 九州電力は前半こそ集中力が続きリードして折り返すことができたが、後半は足が止まってしまった。後半、ボールを動かすことにプラン変更した神戸製鋼のアタックに翻弄され、点差が開く展開となってしまった。


九州電力キューデンヴォルテクス 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
前半 後半   前半 後半
2 0 T 1 5
2 0 G 1 4
0 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
14 0 10 33
14 合計 43
反則
5 6 PK 1 3
0 1 FK 2 0
12 合計 6

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

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●九州電力キューデンヴォルテクス
〔監督〕平田輝志
 前半は集中力を持続することができ良い展開ができたが、後半は地力の差が出た試合となってしまった。しかし、下を向くことはなく、次の試合に臨みたい。
 新人選手も大いに力を発揮し活躍してくれた。

〔ゲームキャプテン〕齊藤玄樹
 前半はしっかり戦えたが、後半は前半の集中力が続けることができなかった。
 この集中力を持続させることが難しい。

  「トライチャンスにトライを取れなかったのは、意思統一ができていないのでは?」
 平田: 地力の差が出た。取れる場面で取り切らなければならない。精度を上げていく。
「ディフェンスが崩れてしまったが?」
 斎藤: 前半にしっかりできていたことを80分間続けられなかった。
続けられるように努力する。
「80分間やり続けるために、今後どのように補っていくのか?」
 平田: 後半になると足が止まってしまうので、1つのプレーの後にすぐ立って次のプレーをする。
劣勢の時に意思統一が崩れるので修正する。

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●神戸製鋼コベルコスティーラーズ
〔監督〕苑田右二
 2週連続の雨の試合となった。
 前半は九州電力のディフェンスが激しく苦戦したが、後半はディフェンスを動かしてアタックすることができた。
 苦戦の理由は、自分がこの1週間良い練習をされられなかったことにあるので自分の責任。  


〔バイスキャプテン〕正面健司
 前半は個人的にタックルミスが多かった。
 後半は積極的にアタックでき相手の足を止めることができた。 

  「良い練習はできなかった理由は?」
 苑田: 準備が悪く、良い練習ができなかった。
「山中選手については?」
 苑田: ファーストタッチでトライできるのは、良い星を持って生まれてきたのかもしれない。
素質の高い選手なので、今後もグラウンドに立つ時間を増やして経験を積んでほしい。
「後半スペースをついたが具体的な指示は?」
 正面: シンプルにアタックすることにした。相手の足が止まってきたので、SOに伝え外でトライを取ることができた。

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