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トップリーグ1stステージ第6節〔10月20日〕/コカ・コーラウエストvsキヤノン/試合レポート

コカ・コーラウエストレッドスパークス
コカ・コーラウエスト

vs  キヤノンイーグルス
 キヤノン

コカ・コーラウエスト、先制トライもむなしく
接点でキャノンに圧倒され大敗

2013年10月20日(日) 天候:雨のちくもり 大分市営陸上競技場【大分】

●13:00キックオフ
  コカ・コーラウエストレッドスパークスvsキヤノンイーグルス

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】キヤノンイーグルス:原田季郎

 10月20日、大分県では5年ぶりにトップリーグが開催された。朝方まではっきりしなかった空模様も正午までには落ち着き、ラグビーファンにとって絶好の観戦日和となった。
 時折吹く海風を正面から受ける形で13時、キヤノンのキックオフでスタートした。

 立ち上がりからコカ・コーラウエストが積極的に展開を試みる。
 先制は前半5分。22mライン付近のラックからフラット気味にボールを受けたWTB築城がそのまま突破して相手を振り切り、中央にトライ。WTB原留のコンバージョンゴールも決まり、7-0とした。
 キヤノンも反撃を試みる。ゴール前のFW戦で優位に立ち、ペナルティを得る。ラインアウトからのモールを押し込み、その後発生したラックからサイド攻撃。前半11分、PR菅原が右中間に飛び込みトライ。CTB三友のゴールも成功し7-7とし、ゲームを振り出しに戻した。
 一進一退の攻防が続くなか、キヤノンが追加点を挙げる。スクラムから8-9のサイドアタックで一気にゴール前に攻め込み、ラックから大きく左に展開。ラインの中でボールを受けたFL植松がとっさの判断で股下からパスを出し、前半18分、WTB原田が左に隅に飛び込んでトライ。ゴールも成功し7-14とした。
 さらにキヤノンが得点を重ねる。前半20分、キックオフリターンからWTB原田がタッチライン際を抜け出し、内側にサポートについたFBオマール・スライマンにつなぎ左中間にノーホイッスルトライ。ゴールは不成功に終わるも7-19と点差を広げる。
 コカ・コーラウエストも次のキックオフでプレッシャーをかけ、キヤノンのノックオンを誘いしばらく相手を敵陣ゴール前に釘付けにするものの、キヤノンの密集周辺のプレッシャーが厳しくなかなかゴールラインを割ることができない。
 それでもコカ・コーラウエストは辛抱強く、再度キヤノンゴール前に攻め上がる。モールで前進を図り、ラックサイドでのFW戦に持ち込んだ。キヤノンもサイドを固めて迎え撃つも、前半30分、PR岩本が左隅にトライ。WTB原留が難しい角度からのゴールを決めて14-19と追い上げにかかる。
 その後も度々コカ・コーラウエストが敵陣に攻め込むが、キヤノンの激しいディフェンスと接点の強さでハンドリングミスを起こす。前半終了間際、ゴール前ほぼ正面で得たペナルティキックをWTB原留が丁寧に決めて17-19とした後、ホーンが鳴り残りワンプレー。
 残り時間のないなか、キヤノンが猛襲。キックオフからボールを獲得したCTBアイザイア・トエアバが右タッチライン際を突破し大きく前進。内側でパスを受けたCTB三友がそのままゴールになだれ込んでトライ。ゴールは不成功であったが、17-24として前半を終了した。

 後半、コカ・コーラウエストのキックオフで試合再開。
 後半5分、キヤノンが自陣ゴール前からキックダミーで相手をかわしたFBオマール・スライマンが抜け出して敵陣22m付近まで大きくゲイン。サポートしたSH高城がタックルを受けながらWTB原田にパス。ゴールも決まって17-31とリードを広げた。
 キヤノンがさらに差を広げにかかる。後半7分、中央付近からFL清水が相手を引きつけてSH高城にパス。左側にサポートについたCTBアイザイア・トエアバにラストパスを送り中央にトライ。ゴールも決まり17-38。
 キヤノンが得点を重ねる。後半17分、ハーフウエイライン右隅のラックからボールを受けたWTB原田がもう1人のWTB和田とシザース。ぽっかり空いたスペースに走りこんだ和田がそのままゴールラインまで駆け抜けた。三友のゴールが決まり17-45。徐々に点差が開いていく。
 このままでは終われないコカ・コーラウエストも反撃を開始する。後半18分、キックオフから陣地を挽回しようとしたキヤノンSOカラム・ブルースにWTB築城が猛チャージ。キヤノンゴール内に転がったボールを築城がそのまま押さえてトライ。左隅からのゴールをWTB原留が決め、24-45。
 後半22分、コカ・コーラウエストが連続トライを挙げる。中央付近のスクラムから大きく展開を図りキヤノンゴール前まで迫る。細かいパスを連続させながらテンポよくボールをつなぎ、WTB築城がトライ。29-45。ゴールは不成功に終わるものの、キヤノンに傾きかけた流れをコカ・コーラウエストが引き戻しにかかる。
 コカ・コーラウエストの勢いは止まらない。後半27分、相手陣地でのラインアウトからボールをテンポよくつないで相手ゴール前まで攻め込んだラックから左に大きく展開。FWも絡んだオープン攻撃から、CTBエリオタ・サポルがゴール左側にトライ。向かい風を受けつつもWTB原留がゴールも決め、36-45と9点差に迫った。
 残り時間が少なくなり、まだまだ勝負の行方が分からない状況ではあったが後半30分、コカ・コーラウエストが自陣の密集内で痛恨のノックオン。そのボールを途中入れ替えで入ったCTBティム・ベネットが拾い、右中間にトライを挙げた。蹴り直しのコンバージョンゴールをCTB三友が決め、36-52と突き放しにかかる。
 後半36分、またもCTBティム・ベネットがトライを奪う。中央付近にできたラックからのパスをインターセプトしそのままインゴールまで独走し、右中間にグラウンディング。ゴールも決まって2点を追加し、36-59と点差を広げた。
 後半40分、ホーンが鳴りラストワンプレー。自陣10mライン上でボールを保持しているキヤノンはタッチに蹴りださず、展開を選択した。右タッチライン際に走りこんだWTB原田にパス、原田はそのまま相手ディフェンスを振り切って右隅にトライ。ゴールも決まって36-66となったところでノーサイド。

 積極的に展開を図ろうとするコカ・コーラウエストを、接点のディフェンスの強さで上回ったキヤノンが下した形となった。

(文責:大分県ラグビーフットボール協会 川端隆裕)


コカ・コーラウエストレッドスパークス キヤノンイーグルス
前半 後半   前半 後半
2 3 T 4 6
2 2 G 2 6
1 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
17 19 24 42
36 合計 66
反則
5 1 PK 7 3
0 0 FK 0 0
6 合計 10

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

コカ・コーラウエスト

●コカ・コーラウエストレッドスパークス
〔監督〕山口智史
 まず私自身九州の出身でもありますし、地元九州、大分の素晴らしいグラウンドで試合をさせていただいたことに感謝します。
 試合としては、ミスから失点の繰り返しになってしまいましたが、この1stステージはリスクを承知で結果を問わずやり切ろうと執着を持ってやってきました。アタックの局面では良い場面もあったので、強化して次節につなげたいと思います。

〔主将〕豊田将万
 今日の結果次第では上位グループに入る可能性もあったのですが、キヤノンの厚いディフェンスと個々の強さの前に勝つことができませんでした。ただ、応援に来て下さった方々に応えられるよう頑張ったつもりです。
 次節のプール最終戦はホームゲームですし、勝ちにこだわりたいと思います。

 

「前半最後にキヤノンに奪われたトライについては?」
 山口: キヤノンさんは何事も『徹底してやってくる』という印象で、こちらとしてはFWとBKの連携の部分で基本的なことができていませんでした。
「キヤノンと対戦してみての印象は?」
 豊田: インパクトプレーヤーがおり、やるべきことをしっかりやる、雑なプレーの少ないチームだと感じました。一方、(キヤノンの)反則が多かったのはプレッシャーをかけられていた証拠だと思います。

キヤノン

●キヤノンイーグルス
〔監督〕永友洋司
 昨夜から天候が悪く不安もあったが、素晴らしいグラウンドコンディションでやらせてもらえたことに感謝いたします。
 試合については、よく我慢したなというのが印象です。キャプテンを中心にアタックは良かったのですが、今まで良かったディフェンスで崩壊した部分もあり取られてはいけない点の取られ方をしてしまいました。ただ、直さないといけない部分は明確なので次節に向けて全力で頑張りたいです。


〔主将〕和田拓
 まず、グラウンド・応援を含め、いい環境でやらせてもらえたことに感謝します。
 今日はいい時間帯と悪い時間帯がはっきりした試合でした。目の前のプレーや試合、練習も含めて次節のプール最終戦に向けていい準備をしていきたいと思います。 

「前半最後、残り時間のない場面から攻撃してトライを奪ったが?」

 和田: チームとして、常にチャンスを見つけてどこからでもアタックしようとしている。一人ひとりの判断や反応の中で生まれたプレーであり、いい流れでハーフタイムに入れたと思います。

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 (撮影:堤憲治)