ホーム>トップリーグ>トップリーグ1stステージ第7節〔10月27日〕/九州電力vs豊田自動織機/試合レポート
  • 社会人
  • クラブ
  • 大学
  • 高専
  • 高校
  • 中学・ジュニア
  • ミニ・タグ
  • 女子
  • セブンズ
  • レフリー委員会
  • 安全対策委員会
  • コーチ委員会
  • 普及育成委員会
  • メディカル委員会
  • 高校委員会

申請書ダウンロード

チケット情報

携帯サイト

トップリーグ1stステージ第7節〔10月27日〕/九州電力vs豊田自動織機/試合レポート

九州電力キューデンヴォルテクス
九州電力
vs 豊田自動織機シャトルズ
豊田自動織機
     

豊田自動織機待望の勝利!
惜敗続きの1stうっぷん晴らす8トライ
九州電力勝ち点ゼロ2ndへ立て直し急務

平成25年10月27日(日) 天候:晴れ 北九州市立本城陸上競技場【北九州】

●13:00キックオフ
  九州電力キューデンヴォルテクスvs豊田自動織機シャトルズ

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】豊田自動織機シャトルズ:朝見力弥

 ファーストステージ最終節を迎え、ともに勝利のない豊田自動織機と九州電力の対戦。
 両チームとも必勝を期したが、豊田自動織機が惜敗続きのファーストステージの悔しさを晴らすかのような快勝を見せた。九州電力は精彩を欠き、セカンドステージへ課題を残した。

 2年ぶりのトップリーグ開催となる、北九州市立本城陸上競技場は秋晴れ。エスコートキッズを務めた市内近隣のラグビースクール児童が色とりどりのジャージでスタンドから見守る中、試合は午後1時5分に豊田自動織機のキックオフでスタート。
 豊田自動織機は前半2分、九州電力のハイパント落球につけ込み、敵陣ゴール前でペナルティを得ると、ゴールを狙わず攻め、ナンバー8カンコウスキーが右中間に先制トライ。
 9、15分にもトライを加え、センター大西が着実にゴールも決めて、21対0と優位に立った。
 九州電力の反撃は28分。敵陣ラインアウトからフォワード陣がしつこく攻め続け、地元北九州・東筑高出身のフランカー小原が右中間に飛び込み、21対7と追い上げた。
 しかし、豊田自動織機の勢いは止まらず、31、35分にもラック後の展開からバックスが抜け出してトライし、33対7で前半を折り返した。

 後半、先に点を取りたい九州電力がキックオフから敵陣に入ったが、豊田自動織機が3分、自陣22m付近のスクラムから右に展開。スタンドオフ森田から球を受けたフルバックハイレットペティが九州電力ディフェンスを突破し、センター坂井、ウイング朝見へつなぎ、右中間へ絵に描いたようなトライを決めた。
 九州電力も6分、敵陣ゴール前のペナルティーからナンバー8ルアマヌが飛び込み、追いすがった。
 28分も小原がこの日2本目のトライを加え、40対19としたが、32、35分にも豊田自動織機がトライを加え、54対19でノーサイド。

 第6節まで、勝利こそないが王者サントリーを17対24と追い詰めるなど、潜在力の高さを見せていた豊田自動織機の田村誠監督は「早く一勝をあげたいと臨んだ試合。ディフェンスの良い九州電力さんとやってこのスコア。チームの成長を感じ
た」と勝利を噛みしめ、スクラムハーフ梅田紘一副将は「一皮むけてセカンドステージに向かえる。」と手応えを語った。
 今期、近鉄から移籍し、チームの支柱となっているセンター大西は「6節まで接戦を勝てなかったのは、一つ足りなかったということ。ウインドウマンスの11月に、もう1ランクレベルが上がるよう頑張りたい」と語った。
 一方、ファーストステージ勝ち点ゼロに終わった九州電力の平田輝志監督は「ファンに申し訳ない。120%の力を出し切るような強い気持ちを持っていかないと、セカンドステージもこういう結果」と厳しい表情。
 松本允主将は「昨年、サントリーやトヨタ戦で後一歩届かず、一歩ずつの積み重ねで去年より成長しようと『インチ・バイ・インチ』のスローガンを掲げたが、成長の結果を示せていない。ウインドウマンスに一つずつ課題をつぶしていく」
と巻き返しを誓った。
 尚、マン・オブ・ザ・マッチには、豊田自動織機ウィングの朝見力弥が選ばれた。
 
 この試合の開会あいさつで、北九州市市民文化スポーツ局の柏木康彦局長は「2017年に完成を目指す新スタジアムを活用し、2019年ラグビーワールドカップの試合、キャンプ誘致に取り組む」と市長メッセージを紹介した。市が計画する新スタジアムはJR小倉駅北口に着工予定。収容1万5000人で、サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州の本拠地となるとともに、トップリーグなどラグビー試合も積極誘致する考えという。

(文責:北九州ラグビーフットボール協会 降旗英峰)


九州電力キューデンヴォルテクス 豊田自動織機シャトルズ
前半 後半   前半 後半
1 2 T 5 3
0 1 G 4 3
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
7 12 33 21
19 合計 54
反則
5 3 PK 5 7
1 1 FK 0 0
10 合計 12

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

九州電力

●九州電力キューデンヴォルテクス
〔監督〕平田輝志
 素晴らしいグラウンド環境、並びに試合の運営に携わっていただいた協会関係者の方に感謝したいと思います。
 試合の位置づけとしては、あまりそこまで興味が高くない試合だったとは思うのですが、そういった中でもこれだけ多くの方々に応援に来て頂きました。決して我々もこの試合に対してのモチベーションを下げてるわけではなく、気持ちを十分準備して臨んだわけですが、結果的にこういう大差で敗れるような試合になってしまって本当に残念です。応援に来て頂いた、今日会場にお越し頂いた多くのラグビーファンの方々に本当に申し訳ないと思っています。
 今日の試合に関しては、これだけの失点を重ねているわけですから、多くの課題がこれから分かってくると思います。
 セカンドステージに向けて我々がやらなければいけないことが明確に、どの試合に対してもまず強い気持ちを持って、120%の力を出し切るような高い気持ちっていうのを持っていかないと、セカンドステージすべての試合もこういう結果になってもおかしくないと思います。まずはそういった部分、しっかりした準備とメンタル、試合に臨む自信、こういったものを11月のウインドウマンスの中でしっかりチーム一体となって取り組み、セカンドステージはまずは一勝を目指してしっかり頑張っていきたい。

〔主将〕松本允
 「ファーストステージ最終戦ということで、正直今日の試合は勝っても負けても順位変わらないというのがありました、試合としての位置づけは、シーズン通しての中であまり高いものでなかったのですが、ファーストステージで思い通りのプレーができていない、自分たちのスタンダードができていない課題がありました。それをセカンドステージにつなげるためにいい方向に変えるために、今日の試合というのは自分たちには大事な試合でした。自分たちのスタンダードを80分間貫き通すきっかけ作りになる試合をしようと臨んだ試合だったのですが、正直、これまでのファーストステージの試合に比べて、それ以下。
 セカンドステージの下位グループの方でまたやらしてもらうわけですが、こんな試合をしているようでは全敗。今日の試合を一つのきっかけにして、最悪の結果でしたが、それを少しでも次につなげるために、もう一度自分たちの力、プレーの精度、そういうのを見つめ直し、1ヵ月という短いウインドウマンスではありますが、修正し、セカンドステージに巻き返しを図りたい。

  「ファーストステージ、勝敗もだが、勝ち点ゼロという結果に終わった。4トライを一度も取れなかった、守って接戦に持ち込むことも一度もできなかったということだと思うが、セカンドステージに向けてもう一度、具体的にここを1ヵ月で立て直したいと思うポイントは?」
 平田: この1カ月で大きくは変えることはできませんが、ただやはりボールを動かすところの起点となるプレー、例えばブレイクダウンであり、後は例えば細かいつなぎのところ、そういったボールをリサイクルするところ、そこをもうちょっと私たちが意図した形にしていかないと、今後トライを取るというところは厳しい。
ファーストステージはその辺の部分がうまくいってなかったので、ブレイクダウンや細かいつなぎ等、この1カ月の中でしっかり修正し、確実に取り切れるところを取っていくっていうことで、しっかりトライ数を増やしていきたい。
「新人選手の活躍については?」
 平田: 後、私たちのチームの若い選手が伸びてトップリーグを経験することが大事になりますので、そういう意味で、ファーストステージは新人の若い選手を起用してきました。期待に応え、ある程度の力を確認することもできましたし、期待には応えてくれたと思っています。
ファーストステージの経験、たぶんセカンドステージにはもっといいプレーを発揮する、発揮できるようなきっかけにはなったと思いますので、セカンドステージでは、新人の若い選手にさらに期待していきたい。
「今期のスローガン「インチ・バイ・インチ」に込めた思いと達成状況は?それを実現するためにセカンドステージどう取り組むか?」
 松本: 昨シーズン、サントリー戦、トヨタ戦とか、惜しい試合が何試合もあったのに、後一歩で届かない。今シーズンはその一歩を詰めるということで、一つずつの細かいところ、このタックルを止めておけば、ここでボールをつなげておけば、そういう細かいところを一つずつ一歩ずつ成長していこう、一歩ずつの積み重ねで去年より大きく成長しようとということで、スローガンを掲げてやりました。正直、ファーストステージの結果を見る限り、成長の結果は示せてないですね。
結局いい試合というのは、一つ一つのプレーを80分間続ける、ブレイクダウンであったり、タックルだったり、アタックだったり、一つ一つのプレーの積み重ね、つながり。いきなり「じゃぁアタック頑張ろう、ディフェンスやろう」と言っても劇的には変わらないと思うので、細かいところ、タックルの細かいスキルのところ、そういうところからしっかり一つずつ課題をつぶしていく。元々チームスローガンそういう考えで作りましたけど、このウインドウマンスでチームの意識統一をしたい。

豊田自動織機

●豊田自動織機シャトルズ
〔監督〕田村誠
 本日はどうもありがとうございました。本当に早く1勝をあげたいということで臨んだ試合でもありましたし、今日の試合に勝つことによって順位が入れ替わる可能性があったので、高いモチベーションでできました。また元々ディフェンスの良い九州電力さんとやってここまでスコアがあげれたのは、チームの成長を感じられた試合だったので、本当に喜んでいます。ありがとうございます。
 ファーストステージ、勝ち試合を本当にものにできないような展開がたくさんあり、やはりそこがチームのまだ力の足りないところと思いました。今日は逆に先制点も取れたのですが、そういう中で緩むことなく最後までできたのは、これまでの我慢して頑張ってきた結果だと思います。今日の試合をウインドウマンスでしっかり見つめ直し、今日のゲームができるような後半節にしていきたいと思っています。  


〔ゲームキャプテン〕梅田紘一
 本日はありがとうございました。正直なところ、やっと勝ってホッとしているというところです。ずっと応援してくれてたファンの皆さんに、やっと勝利の報告ができることをうれしく思っています。
 内容は、織機は本当に体を張って80分いいゲームができたと思っています。ずっと惜しい試合、勝てる試合を落としてきたので、今日勝ったという事実で、また一皮むけてセカンドステージにいけるかなと思うので、ウインドウマンスで成長し、セカンドステージに臨みたいです。 

  「昨シーズン、地域リーグでやってた時、当然トップリーグに上がった時を見据えて取り組んでいたと思うが、ファーストステージを戦ってみてできた部分と、トップリーグのレベルが予想より高いなと感じた点は?」
 田村: 去年の下部より上に上がったというところの差より、サニックスさんに勝ったところで、あのレベルの試合をしていかないと勝っていけないというのが、何度もやらせていただいたんで分かっていました。
どれだけ頑張っても試合80分戦わないと勝てないということをみな理解してくれているので、80分の中で10分だけ良くても勝ちきれない、それを継続する力、そこを理解してくれてたから今年があるのかなと思っています。2010年の時はトップリーグ経験者は数名だったと思います。今はほとんどの選手がトップリーグを経験していますので、その差もすごく大きいかと思います。
 梅田: 下部リーグとトップリーグ、フィジカルの差がすごくあると思っていて、体を大きくすることを重点的にやってきました。そういう点ではトップリーグを戦って、そんなにフィジカルの差は感じないのですが、ただずっとトップにいるチームは試合巧者というか、どの時間帯にどのエリアで戦うかとか、そういうところがやはり明確で、80分の中のどこかの20分はうちが抜ける時間帯がある、そういうところはまだちょっと差があるなと思います。
「ファーストステージ終えて、今期新加入選手たちの働きぶりを、名前を挙げながらお話いただきたい」
 田村: 代表的なところでは大西選手です。今日見ていただいた通り、デイフェンスのミスのない選手で、年齢も高いが、ここまでけがしてない。トップリーグ経験が長いので、彼こそチームの支えになってくれてるかなと思います。
「今期スローガンの『To win』に込めたイメージと達成状況は?セカンドステージに向けてスローガンに込めた思いをどのように実現していくか?」
 梅田: 選手みんなで、本当に勝つためにすべて、練習も私生活も、勝つために全部やっていこうという思いを込めてつけたのですが、ファーストステージで最初から6連敗。勝てるゲームを落とし、なにかモヤモヤしていて、本当に最終節にしてやっと勝てたということで、そうですね、勝ち星一つでは足りないですけど、セカンドステージ一つでも多く勝って、勝つためにこれからやっていきたいと思います。

写真 写真 写真
写真 写真 写真
写真 写真 写真