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トップリーグ1stステージ第1節〔8月23日〕/コカ・コーラvsサントリー/試合レポート

コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラ
vs サントリーサンゴリアス
サントリー

サントリー 最後の最後で逆転トライ
開幕戦勝利を飾る!

平成26年8月23日(土) 天候:晴れ うまかな・よかなスタジアム【熊本】

●18:00キックオフ
  コカ・コーラレッドスパークスvsサントリーサンゴリアス

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】サントリーサンゴリアス:成田秀悦

  両チームにとって、今シーズンの初戦となる熊本でのゲーム。熊本では11年連続でのトップリーグ開催となるが、試合前には人気絶好調のくまモンがラグビージャージを着て登場、ラグビーワールドカップ2019の熊本招致を呼びかけ、「くまモン体操」で4千名を超える観客を盛りあげてくれた。

 コカ・コーラは、ベテランを多く起用、東京ガスから移籍したジミー・マー、スーパーラグビーのスター選手であるティム・ベイトマンに注目が集まる。
 一方、サントリーのメンバーには、テストマッチ10連勝を戦ったジャパンが名を連ねる。
 地元九州のコカ・コーラの応援が多くを占めるが、トップリーグデビュー戦となる松島幸太朗、リザーブの南アフリカ代表のスカルク・バーガーの出場に期待するファンも少なくない。

 立ち上がり、攻守にちぐはぐなサントリー。積極的に攻め込むコカ・コーラがトライラインを越えたかに見えたが、今シーズンから導入されたTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)でノックオンの判定。しかしながらペナルティのアドバンテージがあり、10番・福田がPG(ペナルティゴール)を決め3点を先制する。
 その後は、サントリーが攻め、コカ・コーラが守るという展開。コカ・コーラの低く鋭いタックルに、サントリーはハンドリングエラーを連発し、スコアは動かない。また、ブレイクダウン防御側のスキル向上により、お互いに持ち込んだ側にスムーズにボールが出ないシーンが繰り返される。連続攻撃を期待したファンにとっては、ミスとペナルティが多発するゲームに、ため息が聞こえてくる。
 前半のスコアは3-0のまま、コカ・コーラがリード。地元九州のファンは盛り上がる。

 後半、先制したのはコカ・コーラ。サントリー陣のラックからボールを受けた、6番・ソロモン・キングが絶妙なキックをディフェンスラインの裏に転がし、自ら拾ってそのままトライ、ゴールも決まって10-0。
 サントリーもコカ・コーラゴール前スクラムから、8番・佐々木がサイドアタック、トライラインを越え、サントリーの今シーズン最初のスコアを挙げた。ゴールは不成功で10-5。
 勢いに乗るかと思われたが、今日のサントリーはコカ・コーラの低いタックルとブレイクダウンでのファイトに苦しむ。自陣でペナルティを犯してコカ・コーラにPGの追加点で13-5。地元九州のファンは、再び盛り上がる。
昨シーズンまでのシェイプは見られないものの、個々の能力は明らかにサントリーが優位。14番・中靏が30mを走りきってトライ。13-10とコカ・コーラを追い詰める。
 この時点で残り時間は15分。その時間のすべてを自陣で戦うことになるコカ・コーラだが、それでもサントリーにスコアさせない粘りは見事。ゴール前ラインアウトからのサントリーのモールを止め、同点のPGを選択せず、スクラムでの勝負を挑んだサントリーのアタックを、必死のタックルで防ぎ続け、サントリーがペナルティを犯した時点で、コカ・コーラ勝利の期待は高まった。
 残り2分となったところで、ボールを手に入れたコカ・コーラは時間を潰しにかかるが、サントリーの圧力を受け痛恨のペナルティ。ラインアウトからのモールは止めたものの、そこからのフェーズアタックに、コカ・コーラデフェンスは力尽き、途中交代で出場したサントリーの成田が飛び込み、逆転のトライ。ゴール成功で13-17となり、コカ・コーラは金星を逃した。

 ミスの多い試合だったが、コカ・コーラの勝利を最後まで期待したファンにとっては、楽しめる開幕戦となった。
 マン・オブ・ザ・マッチは、逆転トライを決めたサントリーの成田秀悦選手が選ばれた。


コカ・コーラレッドスパークス サントリーサンゴリアス
前半 後半   前半 後半
0 1 T 0 3
0 1 G 0 1
1 1 PG 0 0
0 0 DG 0 0
3 10 0 17
13 合計 17
反則
9 6 PK 5 1
0 0 FK 0 0
15 合計 6

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

コカ・コーラ

●コカ・コーラレッドスパークス
〔監督〕山口智史
 雨が心配されたが、素晴らしいグラウンドと多くの観客の前でサントリーさんと試合ができて良かった。
 今日の試合は、なかなかうちのアタックができなかった。地域の取り方、時間の使い方、攻撃の選択肢の精度が甘かった。
 特に後半最後の10分間、自分たちのプレイができなかった。ただ、ディフェンスは良かった。選手を誇りに思う。
 負けたので次の試合の作戦をしっかり立てていきたい。

〔主将〕豊田将万
 コカ・コーラレッドスパークスになって熊本が最初の試合。たくさんの応援の方に来てもらい、素晴らしいグラウンドとお客さんの前で試合ができ、感謝している。
 チームの名前が変わり新しい歴史を作る、しかも相手がサントリーなので明確なターゲットをおいてやってきたが、やはりサントリーが一枚上手だった。選手は最後まで前を向いて、一生懸命やってくれた。
 今日の悔しさを忘れずに、シーズンは長く続くので次にフォーカスしてやって行きたい。

  「今日の試合での収穫は?」
 山口: 抽象的だが、昨年はトップリーグに復帰し戸惑いもあったが、今年は充分準備もできたのでコンタクトエリアの激しさが去年と違う。今日の選手の激しさ、ブレイクダウンのテクニックはチームにとって今後の基準となった。
「サントリーが同点のゴールキックを狙わなかったことはどう思うか?」
 山口: 選手たちには、後半サントリーはトライを狙って攻めてくると指示をしていた。対抗するだけの選手の気持ちがあったので、できるだけ敵陣に入りサントリーを疲れさせたかったが、なかなかできずにサントリーに息を吹き返された。そこがサントリーの素晴らしい所。ボールを生かすという、長年やってきたサントリーのアイディンティテイが出た。最後も、自分たちが反則をしないようにしなければいけなかった。
 豊田:  コカ・コーラでなかったら、サントリーはPGを狙っていたかも。サントリーはアタックに対して自信を持っている。攻めてくるのは分かっていたので、それを止めたかった。
「RWC2019に向け熊本は招致活動を行っているがグラウンドの感想は?」
 豊田: 素晴らしいグラウンドで文句のつけようがない。自分も九州の出身なので、ぜひ熊本でRWC試合をやってほしい。
「終了間際のターンオーバーは最高だったが、ボールキープが難しかった?」
 豊田: 去年の開幕戦も同様の結果だった。そこをわかった上でプレイしなければいけない。判断がちょっと早すぎた。最後の場面でペナルティを取られたのは力不足。

サントリー

●サントリーサンゴリアス
〔監督〕大久保直弥
 開幕戦で気合を入れたがそれを上回るコカ・コーラの気迫で、自分たちが意図したゲームではなかったが最後はあきらめずに勝ってよかった。開幕したばかりなので、これを生かしたい。
 昨年からメンバーも11名変わったが、今日出た若い選手にとって、開幕戦のプレッシャーは今後につながる経験だった。
 この勝利を次につなげたい。


〔主将〕真壁伸弥
 開幕戦に向けいい準備ができたが、固くなってコカ・コーラのプレッシャーにやられてしまった。
 勝って反省できるのでしっかりと次の試合に向け、何が良くて何が悪かったかを検証したい。 

 

「RWCに向け熊本は招致活動を行っているが、グラウンドの感想は?」
 真壁: 非常にいいスタジアム。いい雰囲気でやれた。ぜひRWCゲームをやってほしい。
「同点のゴールキックを狙わなかったのは?」
 真壁: スクラムかラインアウトの選択だったので、スクラムを選んだ。その時の状況にもよるが、あの時のコカ・コーラの勢いを考えて選択した。

 


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