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トップリーグ1stステージ第2節〔8月30日〕/コカ・コーラvsNTTドコモ/試合レポート

コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラ
vs NTTドコモレッドハリケーンズ
 NTTドコモ
     

新生 コカ・コーラ
地元で今季初勝利

平成26年8月30日(土) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

●18:00キックオフ
  コカ・コーラレッドスパークスvsNTTドコモレッドハリケーンズ

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】コカ・コーラレッドスパークス:豊田将万

 いつもより湿っぽかった夏も終わろうとしている福岡レベルファイブスタジアムで、トップリーグ第2節、コカ・コーラvsNTTドコモの試合が行われた。
 お互い、前節は僅差での敗北を喫しているため、是非とも勝利が欲しい一戦である。

 コカ・コーラのキックオフでゲームスタート。序盤はお互い互角の攻防が続く。
 先制したのはコカ・コーラ。前半5分、自陣ハーフライン付近右中間スクラムから左へ展開、うまくボールをつなぎ11番・川口が左隅へトライ。5-0と幸先のいいスタートとなる。
 その後は、NTTドコモが優位に試合を進めるがミスで得点に至らない。
 しかし18分、NTTドコモのフルバック、リアン・フィルヨーンが難しい位置(左中間45m)からのペナルティゴールを決め、5-3と点差を詰める。
 さらにNTTドコモは、25分、28分にもペナルティゴールを成功させ、5-9とする。
 コカ・コーラも35分にあわやトライかと思わせるが、これは残念ながらインゴールノックオン。しかし、終了間際に10番・福田がペナルティゴールを成功させ、8-9で前半終了。
 コカ・コーラの詰めの甘さ、NTTドコモのあきらめないディフェンス、そして、リアン・フィルヨーンの素晴らしいキックが印象的な前半であった。

 後半、コカ・コーラがチャンスメークするが、NTTドコモのディフェンスに阻まれる。4分には、NTTドコモ陣ゴール前でPGを得るがトライにこだわり、スクラムを選択。
 ここで得点はできなかったが13分、ドコモゴール前のラックから意図したショートキックをコカ・コーラの8番・豊田が拾うと、ドコモのタックルを振り切り、苦しい雰囲気を一掃する値千金の逆転トライを決め、再びドコモをリードした。ゴールも決まり15-9と逆転に成功した。
 NTTドコモも14分にイオンギを投入し、流れを変えようとする。19分・22分には、PGを狙うも不成功。
 ゲームの流れはコーラのまま、しかし、35分過ぎからNTTドコモの猛攻が始まる。あわやと思わせる場面もあったが、コカ・コーラが凌ぎきりノーサイド。

 マンオブザマッチには、逆転トライを決めたコカ・コーラの豊田将万が選ばれた。


コカ・コーラレッドスパークス NTTドコモレッドハリケーンズ
前半 後半   前半 後半
1 1 T 0 0
0 1 G 0 0
1 0 PG 3 0
0 0 DG 0 0
0 0 9 0
15 合計 9
反則
6 9 PK 4 5
0 0 FK 0 1
15 合計 10

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

NTTドコモ

●NTTドコモレッドハリケーンズ
〔監督〕下沖正博
 先週の負けた近鉄戦での課題をチーム一丸となって修正をし、特にラインアウトに関しては大幅に改善した。ボールキープをテーマに今日はチャレンジャーという意識で勝ちに行ったが、コーラさんの手堅いディフェンスでトライを取ることが出来ず、結果として負けとなった。
 また、ここで出た課題をしっかりと1週間で修正し、次の試合は良い準備をして勝ちを取りに行きたいと考えている。


〔ゲームキャプテン〕茂野洸気
 まず、アウェイの福岡で多くのドコモのファンの方々が応援に来ていただいてありがとうございます。
 先週の近鉄戦で負けてしまい、今日の試合は勝ちたかったが、最後の最後でトライを取りきれずに敗北してしまった。ドコモとしては、最後に取りきれる力を今後鍛えて行かなければいけないし、そこを改善して行けば今日の試合も勝てていた試合だった。
 来週のトヨタ戦に向けて1週間は今日の負けを引きずらずに良い準備をして臨みたい。 

「近鉄戦で出たラインアウトの課題を修正して試合に臨んだということで、今日の終盤にラインアウトのチャンスが2回あった。あの場面を振り返っていただきたいのと、セットプレーについて前半終了前と後半開始早々に、相手がゴール前でスクラムを選択した場面。以上2つについて聞かせていただきたい。」
 下沖: ラインアウトについては、とにかくまずはしっかり取るということ。取るために、何が出来ていなかったか?この1週間フォーカスして、取った後のアタック継続に取り組んだ。今回2回チャンスがあって、我々の武器の1つであるモールで何処からでも打ち込んで相手にプレッシャーを掛けて行こうという所で、オブストラクションが続いた。十分に注意はしてきたが気持ちの焦りもあって、結果としてペナルティという形になったのは、スキルというよりはメンタル的な焦りが先だってしまったので、修正したい。
コーラがスクラムを選択してきた場面、コーラがスクラムでプレッシャーを掛けて来たかどうかは分からないが、スクラムからのアタックオプションというものを幾つか用意されていて、自分たちのテンポを作ろうとされていたんじゃないかなと思う。
我々はラインアウトだけでなく、スクラムもこの1週間十分時間を掛けて戦術的にもやって来たので、スクラム自体で大きくプレッシャーを掛けられているという感覚はなかった。しかし、それ以降のフェーズアタックに関して少し受けてしまった感がある。その辺りのセットプレーからのディフェンスというものも、もう一度修正して次のトヨタ戦に臨みたい。
「ラスト10分でフィルヨーン選手を下げてサディ選手を出した場面は、プランどおりだったのか?」
 下沖: サディの切れのあるステップと、前に持って行けるパワー。前線でより近いところで彼にボールを持たせて、ゲインラインをどんどん突破して行こうという考えで起用した。時間は特に決めてなかったが、タイミングを見計らってトライを取りに行くという観点からであった。
コカ・コーラ

●コカ・コーラウエストレッドスパークス
〔監督〕山口智史
 今週は雨続きで、自分たちのラグビーがしっかり出せるのかな?ということで、今年福岡で初の開幕戦で少しでも良い試合がしたいと心配していたが、沢山の応援の方が来ていただいた中で勝つことが出来て良かった。
 ただ、次の課題が凄く多く出た試合であった。一つは攻撃の起点のところ、セットのところが安定しなかった。もう一つはブレイクダウンのところで、レフリーとの解釈の違いもあってなかなか自分たちのテンポが出せなかったのは、次の神戸製鋼戦へ向けての反省と思っている。サントリー戦から良かったディフェンスが継続していた点は満足している。

〔主将〕豊田将万
 先週、サントリーに悔しい負け方をしてからの、1週間のスタートだった。自分たちに何が足りなかったのか?もっと何をフォーカスすべきだったのか?に絞って、今週のドコモ戦に向けて良い準備が出来た結果だと思う。
 ドコモも先週負けて苦しい状況の中での気が抜けない試合なので、自分たちも苦しんだが、選手たちが良く頑張ってくれたと思う。来週また強い相手(神戸製鋼)に自分たちがどれだけ出来るか?どうやったら勝ちを持って来れるのか?を考えて良い準備をしてここ(レベルファイブスタジアム)での試合に臨みたい。

 

「先週サントリーに惜敗した後、この1週間何を改善してこの試合に臨んだのか?」
 山口: 先週はディフェンスにフォーカスしたが、私がコーチ就任して以来、アタッキングチームを目指すという方針でやって来た中で、アタックが上手く行かなかった。
具体的には攻撃のフェーズを重ねられなかった。5フェーズ以上が1回、全部3フェーズ以内で攻撃が終わってしまったという課題があったので、今日はしっかりボールを動かして攻撃を継続して行くところ、ドコモさんに走り勝つところをフォーカスしてやって来た。
「素晴らしい逆転トライだったと思うが、トライのシーンを振り返ってみてどうだったのか?今季ホームで初めての勝利で、尚且つ新体制になって初めての勝利だと思うのが、その辺りの感想、思いを教えてほしい。」
 豊田: トライのシーンは苦しい時間が長く続き、取れそうで取れない状況でミスをして最後まで行けなかった。そういう中で、ちょっとだけ流れを引き寄せられた。自分のミスで惜しい場面も逃したし、最後も自分のミスで冷や冷やしたが、流れを引き寄せられた。
今シーズンはチームも新体制になってからというよりも、昨年のシーズンを経験して得たことを今シーズンしっかり生かせている。春から夏と、シーズンに向けて良い準備してシーズンに入れた。
今日は北澤さん来てくれたり、ニックが加入したり、チームとしても大きく変わったが、去年闘い抜いたメンバーがどうやったらトップリーグで勝てるのか?ということを皆でフォーカスが出来ていたと思う。
「前節と今節の両方とも、ゲームの締め方についてはどのように考えるのか?最後の締め方、最後のまとめ方、勝ち方というか勝ちゲームを勝ち取るといったもの」
 山口: 先週は、サントリーさんのアタックして来るアイデンティティーの部分が上回っていた。ただこの2試合を見て実感として感じているのが、去年の7点差以内の負けが3試合、逆に7点差以内の勝ちが2試合。2ndステージでいうと、凄く接戦をものに出来た試合と出来なかった試合がはっきりしていた。
今シーズンの2試合は、フィジカルの部分で選手たちが対抗できるようになって来た。その部分が、この接戦を勝ちきれるか勝ちきれないかの差になっているのかなと思う。サントリーさんはその部分でうちを上回っていたし、ドコモさんは互角に出来たというところではないかと思う。
「前半終了間際と後半開始早々にゴール前でスクラムを選択したが、そのスクラムについてと、今日何度も良いアタックを見せながら、反則が目立ったように思う。ブレイクダウンでレフリーとの解釈の違いがあったという話があったが、その2点については?」
 豊田: スクラム選択については、先週、スクラムが後手に回っていた。自分たちはセットプレーでのアタックというものが持ち味だと思うので、スクラムからの方が良いアタックが出来ると思い、スクラムをチョイスした。
取れそうで取れなかったところは、詰めの甘さと言ったらそれに尽きるが、トライを取るのに急ぎ過ぎた。もう少し最後まで我慢して、アタックのコミュニケーションを取っていれば、ミスなく終われたのかな?と自信もあった。
「前節からディフェンス面が良いと言い、今日も相手はノートライだったが、どういうところが一番成長したと思われるか?」
 山口: 自分がコーチングし始めてから3年目、しっかりとアタックをするということを作り上げてきた2年間+今年はディフェンスをやって行こうと取り組んで来た。
去年の一番の反省として、(ディフェンスラインに)人数が立てていない。単純に倒れている人数が多過ぎるというところが、一番の課題としてしっかりアライメントを取り、人数を立たせることをフォーカスして春にパーセントを採った。パナソニックさんは、相手がアタックする時に、13人以上が立っている確率が88%くらいで、自分たちの昨シーズンを振り返ると73~74%くらいだった。春にフォーカスして、90%くらい13人で守るということが出来ているということが今年一番成長したところ。13人で守ることで、後ろが楽になり、今年はキックへの対応が良くなっている。それがエリアを取り負けないというところに繋がっているのだと思う。
「カミンズ選手が後半からトップリーグへデビューしたが、今日のパフォーマンスについてと、今後期待することは?」
 山口: 正直なところ、今週オーストラリアから帰って来てコンディションを心配していたが、後半から行くぞ!という話は試合前にしていた。
彼がボール持ったり、ディフェンスしたりボールを追いかけたりする姿に迫力があり、選手たちを勇気付けてくれるのではないか。彼は非常に真面目に取り組んでくれているので、そういう姿勢が豊田を含めて選手たちに影響を与えている。このチーム内での影響を維持してもらいながら、期待としてはボールを持って前に出るという凄くシンプルなところで彼を獲得した。自分たちもその部分をサポート出来たら良いと思っている。


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