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トップリーグ1stステージ第3節〔9月6日〕/宗像サニックスvsNEC/試合レポート

宗像サニックスブルース
宗像サニックス

vs NECグリーンロケッツ
 NEC
     

宗像サニックス
逆転で復帰後念願の初勝利!

平成26年9月6日(土) 天候:くもり レベルファイブスタジアム【福岡】

●16:40キックオフ
  宗像サニックスブルースvsNECグリーンロケッツ

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【マン・オブ・ザ・マッチ】宗像サニックスブルース:屋宜ベンジャミンレイ士

 開幕2連敗で苦しい状況の宗像サニックスと、前節でヤマハに大敗を喫したNECとの一戦。どちらにとってもチームを立て直したい大事な試合は、レベルファイブスタジアムにて宗像サニックスのキックオフで始まった。

 今季初の地元でのゲームとなった宗像サニックスは、序盤からFWの縦突破とBKの展開で積極的にボールをつなぎアタックを続け、ゴールラインまであと1mのところまで行くが、ペナルティを犯してしまう。3分間攻め続けた後のペナルティが、この試合最初のホイッスルだった。
 その後地域を挽回したNECは、5分に宗像サニックス陣22mライン付近のラインアウトからBKが右へ展開し、ライン参加した15番・吉廣が抜け出し中央に先制トライ。
 先制されてしまったが、この日の宗像サニックスのアタックは徹底していて、ゴールラインへ最短距離の縦突進を繰り返した。NECのDFも簡単には崩れないが、前半だけで8つのペナルティを犯してしまう。
 11分、NEC陣10mライン付近で得たPKを宗像サニックスの12番・スウィーニーがPGを決め、早い時間に点差を詰める。
 その直後の12分、宗像サニックス陣22mライン付近で、宗像サニックスの14番・エブリンハムがラック内で意図的な反則でシンビンに。宗像サニックスがレフリーとの対応をしている際にもNECはしっかりポジショニングし、そのPKから10番・田村は右隅で準備していた14番・窪田にキックパス。見事に決まりそのままトライし、リードを広げる。
 17分、宗像サニックスはシンビンで一人少ない中、ゴールラインまで10mのラインアウトからラックサイドアタックを繰り返すが、NECも粘る。
 しかし、今日何度も相手を弾き飛ばしていたスーパーラグビー優勝のワラタスのメンバーであった6番・ポトヒエッターが、十分に距離を取って走り込んでパスを受け、ついにゴールラインを割り2点差とし逆転を窺う。
 互いに激しいフィジカルな攻防を繰り返す展開が続くが、ルースボールの後にできたちょっとしたDFのギャップがトライに結びつく。
 29分、宗像サニックス10番・シリバのハイパントをNECの14番・窪田がクリーンキャッチし、宗像サニックスDFラインが乱れたところを10番・田村がステップで裏に出て、サポートした13番・ブリューが中央にトライ。10番・田村のゴールキック成功でまたもや宗像サニックスを突き放す。
 34分には、宗像サニックスの1番・高野がラックからこぼれ出たボールを拾い、そのまま走ってDFラインを突破。NEC陣22m付近でブラインドサイドを繰り返しアタックし、少しずつゲインしていく。その後右に展開するが、DFの人数が揃っていながらも12番・スウィーニーが前進し、最後は15番・屋宜が右ライン際を抜けトライを奪い、シーソーゲームの様相。宗像サニックスは初勝利に向け1トライ差とし追撃ムードで前半終了。


 後半、NECはスーパーラグビートライ王の23番WTB・ナドロを投入し、引き離しを図る。
 開始早々、これまでの展開と異なりキック合戦になるが、宗像サニックスが優位に立ちNEC陣で試合を進めた。
 7分、宗像サニックスがこの試合で初めてリードする。22m付近中央のラックから右に展開したボールを、15番・屋宜がスピードのあるステップで相手をかわしついに逆転トライを奪う。
 続く9分、宗像サニックスは3連続トライとなる追加点をあげ、4トライのボーナスポイントもゲットする。NECのキックオフから8番・新井が突進しDFラインを突破。9番・濱里耕作が抜けていく。ブレイクダウンから、再びスピードに乗った6番・ポトヒエッターが中央にトライ。12番・スウィーニーがGKを決め29-19と引き離し、試合前は身を潜めていたかのように静かだった宗像サニックスファンのボルテージはピークに達する。
 宗像サニックスのDFは前に出てプレッシャーをかけNECのミスを誘っていたが、13分、23番・ナドロにボールが渡りゲイン。宗像サニックスDFが一瞬遅れた隙をNECの10番・田村は見逃さず、右隅に再びキックパスを送り、最後はパスがつながった12番・森田がトライ。GK成功で29-26となりまだ勝敗の行方はわからない。
 18分には宗像サニックスはWTBに23番・ヘスケスを投入。彼のトライで引き離したいが対面はナドロ。この対戦も見もの。
 宗像サニックスは29分、PKから好タッチキックでゴール前5mラインアウトを獲得。その好機を逃さず後半途中から入った19番FL・レマルがゴールに飛び込む。濱里周作のGKも決まり36-26と10点差とした。
 何とか追いつきたいNECは37分、宗像サニックスのペナルティからクイックリスタートで連続攻撃を仕掛け、1番・瀧澤が左中間にトライ。GKが決まれば3点差で、時間的にPGで最悪の敗戦の状況を引き分けに持ち込むこともできたかもしれないが、10番・田村のGKは外れてしまい、36-31の1トライ差。
 逃げ切りたい宗像サニックスは、NEC陣でのプレーを続ける。5mスクラムを得るが、ここはNECも追加点は許さない。ノーサイドが迫る中、今季初勝利を願うファンの祈るような歓声を受ける宗像サニックスはボールをキープし続け、ホーンが鳴るとともに蹴り出し試合終了。緊張の糸が切れた宗像サニックスの選手たちは満面の笑顔で仲間を讃え、初勝利を喜んだ。

 今季、福岡での初戦で地元、宗像から応援に来た多くの市民にとっても待ちに待った勝利となり、試合後は今後予想されるであろう激闘にもチームと市民が一体となって戦っていけそうな風景を見ることができた。

 マン・オブ・ザ・マッチは宗像サニックスの屋宜ベンジャミンレイが選ばれた。


宗像サニックスブルース NECグリーンロケッツ
前半 後半   前半 後半
2 3 T 3 2
1 3 G 2 1
1 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
15 21 19 12
36 合計 31
反則
5 2 PK 8 2
0 0 FK 2 2
7 合計 14

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

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●NECグリーンロケッツ
〔監督〕相澤輝雄
 NECのことを応援してくれる皆様に、非常に申し訳ない結果を出してしまって非常に残念です。1点差でもいいから絶対に勝ちたいと思って臨んだが、力およばず負けてしまいました。また頑張りたい。

〔主将〕瀧澤 直
 本日は、福岡の地で素晴らしい環境の中少し暑かったが、いい環境で試合できたことにまずはこの試合に携わってくださった方に感謝したい。
 ゲームの内容は、我々としては先週ヤマハ戦で大敗した後だったので、負けてしまったことが非常に残念で、応援してくださった方、福岡のファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱい。
 

「後半ペナルティーでショットを狙ってもポイント的には変わらない7点差になったが、トライを狙いにいくという選択をしたのは、どういうことだったのか?」
 瀧澤: その前にトライを取られた後に、相手のコンバージョンキックが入るか入らないかの点差によって、あのシチュエーションは大きく変わったので、もちろんポイント勝ち点という部分では7点差以内のところで意識はしていたが、あの中の流れで田村を筆頭にやはりトライを取りにいかなければならない、トライを取りにいきたいという気持ちでアタックをした。止めてキックを狙うというのは簡単であったが、最後の判断はSHとSO田村に任せた結果、GOということだったので、空いているところを狙ってトライを取りにいった。
「後半開始直前にキャプテンがレフリーと割りとコミュニケーションをとって話をしていたが、あれはFWのことであったのか?割と早い時間にフッカーを替えたが、それはある程度予定していた交代なのか、それとも何かうまくいかずに交代したのか?」
 瀧澤: あのシチュエーションはFWのことではなく、レフリーに話をしていたことは、我々のキックの時にチェイスを邪魔されているというバックスからの意見があったので、後半の始めに僕からそれを伝えていた。
 相澤: フッカーの交代に関しては、後半途中からの予定はしていたが、予定が早まったのは臼井の足が攣った状態があったので、その状況を相談しながら決めた。特にどこか痛めているとかそういうことではない。
「ナドロ選手の活かし方について、今後どういう風に使っていきたいのか?」
 相澤: 当初、本人もセンターができるということだったので、それでいい形が作れるかと思っていたが、なかなか合わせる時間もなくぶっつけ本番でやってきた。今はウィングの方が脅威になるのではないかという感覚があり、これからまた相談していく。
「ラトゥー選手が足を痛めていた他、足を気にしているようなところが見えたが、グラウンドコンディションの問題なのか、それとも運動量が落ちたからなのか?」
 瀧澤: 確かに足を攣るということや、怪我も含めてパフォーマンスを出し切れずにグラウンドを去るプレーヤーが何人かいたことは、サニックスさんのプレッシャーによるものなのか、グラウンドコンディションによるものなのか、スタッフともこの中5日での準備が正しいものだったのか話し合っていく。次も中5日の準備となるので、調整しなければいけないところかと思っている。
僕個人としては、グラウンドコンディションは本当に素晴らしく、またボールをよく動かすサニックスさんとゲームを楽しむこともできましたし、元気よく最後までグラウンドに立つことができたので、自分達に原因があるのかなと思っている。

宗像サニックス

●宗像サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
 最初の2試合が硬くなりすぎて選手の力を存分に出し切れなかった。今週は地元開催ということもあり、しっかりアタックしてもっとゲームプランをシンプルにして、とにかくフィジカル勝負で1年間やってきたことを出そうということを選手達が体験してくれたので、この勝ちを次の試合に活かしてこのまま勢いをつけていきたい。

〔主将〕田村衛土
 開幕から2連敗での地元開催だったので、絶対に勝ちたい試合だったが、藤井監督も言われた通り、シンプルにしてどんどん前にいくことがしっかりできて、点に結びつけたというのが勝因だった。
 今日は喜びたいところだが、やはりもっと勝ためにはクロスキックで取られたようなところを止めていかないといけない。そういう点をしっかり修正して来週に臨みたい。 

「今日は地元開幕ということで、宗像の方からも沢山のお客さんが来ていたと思うが、その中での初勝利ということに関しては思うところは?」
 藤井: 今日負けたらもう宗像には帰れないくらいの思いで試合に挑んだ。本当に町を歩くのも嫌なくらいのこの2週間だった。
 田村: やっぱり地元サポータの皆さんの前で、いいところを見せられたのが凄く嬉しい。
「次節は上位チームであるヤマハ戦になるが、ヤマハに対するイメージは?」
 藤井: セットプレイで特にスクラムが強いチーム。外国人を含めて、そこをしっかり止めて自分達のカラーを出せれば、決して勝てない相手ではない。
 田村: 監督が言われた通り、ヤマハはセットプレイがしっかりしている。
僕たちは、毎週毎週すべてをかけようと思っているので、今日少し喜んで次の試合に備えたい。

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