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トップリーグ1stステージ第3節〔9月6日〕/コカ・コーラvs神戸製鋼/試合レポート

コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラ
vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
神戸製鋼
     

神戸製鋼、コカ・コーラを完封し
開幕3連勝!

平成26年9月6日(土) 天候:くもりのち雨 レベルファイブスタジアム【福岡】

●19:00キックオフ
  コカ・コーラレッドスパークスvs神戸製鋼コベルコスティーラーズ

写真
【マン・オブ・ザ・マッチ】神戸製鋼コベルコスティーラーズ:木津武士

 第1節、強豪サントリーを相手に終了間際までリードする展開を見せ、その勢いを保持したまま第2節でNTTドコモ相手に今季初勝利を掴みとり波に乗ってきたコカ・コーラだが、今日の相手は、開幕からリコーと近鉄を堅実に下し2連勝で、こちらも波に乗ってきた強豪神戸製鋼。
 コカ・コーラとしては、今季の真価が問われる大事な試合でもあり、地元開催に会場のファンも息を飲んだ。

 前半、コカ・コーラはマイボールのキックオフから早々に、果敢にプレッシャーをかけ神戸製鋼のノックオンを誘う幸先よいスタートを切ったと思われたが、その後テンポよく何度も敵陣深く攻め込むも、神戸製鋼の分厚いディフェンスに突破口を開けず。
 神戸製鋼も細かいミスとコカ・コーラの鋭いディフェンスになかなかチャンスを作れず、自陣での戦いを強いられ、お互いに得点が入らないことにイライラ感がつのり出す。
 それでもなんとか敵陣深く入り込んだ神戸製鋼は、簡単に狙えるペナルティでもゴールを狙わず、先制点をトライにこだわりタッチキックとした判断に間違いはなかった。
 試合が動いたのは23分(コカ・コーラがシンビンで1名不足の間)、コカ・コーラ陣ゴール前ラインアウトからモールを作ると一気に押し込み、神戸製鋼の2番・木津が押さえトライ、コンバージョンは外れたが5-0と均衡を破った。
 コカ・コーラも時折大きなゲインを見せるが、神戸製鋼の自陣ゴールを背にしたディフェンスは特に素晴らしく得点に至らず、一進一退の攻防が続きロースコアで前半を終了。

 後半早々降り出した雨でグラウンドコンディションが悪くなり、ボールが手につかずお互いにハンドリングエラーを繰り返すミスが多く見受けられたが、したたかだったのは神戸製鋼であった。
 悪いコンディションの中、神戸製鋼FWのプレッシャーのせいか、徐々に疲れが見え始めたコカ・コーラのFWに対し、強みのセットプレーでもあるスクラムとモールに戦略を絞り、再三の押し込みを見せ始め、24分敵陣ゴール前ラインアウトを、後半から入った神戸製鋼の19番・アンドリース・ベッカー(身長208m)が確実なキャッチでモールを作ると、そのまま押し込み2番・木津が押さえトライ、12番・山中のコンバージョンも決まり貴重な追加点をあげ、12-0とリードを広げる。
 28分には、敵陣深く入り込んだコカ・コーラボールのスクラムをプレッシャーをかけ押し込み、こぼれたボールから左サイドを攻め、反応した14番・山下が巧みなステップと素晴らしいスピードで抜け出し中央へトライ、12番・山中のコンバージョンもなんなく決まり19-0とリードを広げ、コカ・コーラは万事休す。
 その後33分、38分と神戸製鋼はトライを奪い、合計5トライで相手を2戦連続ノートライで抑え、開幕3連勝とした。均衡したゲームであったが、終わってみれば神戸製鋼の完勝であった。
 一方コカ・コーラは、後半中盤まで神戸製鋼の攻撃をよくしのいだが、後半20分以降はボディーブローのようなダメージにディフェンスが崩壊した。
 マン・オブ・ザ・マッチには、本日2トライを上げた神戸製鋼の木津武士が選ばれた。

 まずは、アウェイながら素晴らしい試合を見せてくれた神戸製鋼に、心から拍手を送りたい。
 また、神戸製鋼にまざまざと実力を見せつけられたコカ・コーラだがシーズンはまだ序盤、今回地元開催でいいところを見せられなかったこの悔しさを、ファンの為にもしっかりと修正すべき点を確実に修正し、次節からの戦いに挑んでもらいたく、今後の飛躍と活躍にエールを送りたい。


コカ・コーラレッドスパークス 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
前半 後半   前半 後半
0 0 T 1 4
0 0 G 0 3
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
0 0 5 26
0 合計 31
反則
9 5 PK 2 2
0 1 FK 0 1
15 合計 5

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

コカ・コーラ

●コカ・コーラウエストレッドスパークス
〔監督〕山口智史
 今日もたくさんのレッドスパークス、神戸製鋼のファンの皆さんの前で試合ができて、まずは感謝申し上げたい。試合内容については、こちらで用意していたプランが凄く選手達に浸透していたと思う。ディフェンスも凄くよかったし、後半点数的にもついていけたのは収穫だったんじゃないかと思う。ただ神戸製鋼さんがうちを相手する時の強みという部分を、後半の最後20分に出させてしまったので、それを修正していかないといけない。
 今後はゴール前のセットプレイでどうやって相手のいい状況を作らないかということにフォーカスしていきたい。

〔主将〕豊田将万
 今日は、神戸製鋼に先制トライを取られて、そこからうちが追いかける展開だった。選手みんながよくくらいついて、フォーカスしてきたこと規律を守って戦ったが、アンラッキーな部分と我慢できずに反則でゲームを狂わせたことで、最後は神戸製鋼の強みを出させてしまったという試合内容だった。
 アンラッキーな部分は仕方ないが、自分達の我慢できなかったところを修正してくらいつけば、次は強いトヨタ自動車なので、向かっていきたいと思う。
 

「こちらで用意したプランとは、どういう試合運びをしていこうと思っていたのか?」
 山口: 神戸製鋼の強みは、セットプレイでのラインアウトとスクラム。そこからシンプルなプレッシャーで人を寄せ、両サイドを使っていくというようなオプションが見受けられていたので、スクラムに関してはしっかりアングルをコントロールし、右サイドにアタックさせようと、ラインアウトについてはショートサイドとオープンサイドを両方攻めてくるので、まずはラインアウトを前で取らせてショートサイドを消そうと、相手の選択肢を一つでも減らすということにフォーカスを絞ってやってきた。ただ、今日はもうご覧の通りやられたところはシンプルなところ、セットで押されて、ラインアウトモールで押されて、人を寄せられて、反則をくり返していくというパターンになってしまった。それでも、後半の頭までは自分達の用意していたことを選手達がよくやってくれたと思う。
「前半も後半も最初の20分はノースコアにおさえられているが、共に23分と24分にスコアされている。やはり20分間堪えたということで、神戸製鋼のプレッシャーをかなり受けたのか、また疲れたみたいなところがあったのか?」
 豊田: やはり体重差が違うので、ジワジワと相手のプレッシャーを受けはじめ、やりたいようにやらせてしまい、うちは我慢できずに反則していたという流れになってしまった。
「逆に点を取れなかった20分間に関しては、自分達のプランが通じたと?」
 豊田: 相手が想定していることができなかったからタイトな試合になったと思う。
「ニック・カミンズが今季発先発されたが、今現在でのチームとのフィット具合は?」
 山口: 彼が遠征して一週間いなかったりだとか、まだ一ヶ月ちょっとというところで、自分達のやろうとしていることを100%理解とはいかないと思う。ただ、彼に出したシンプルな指示とシンプルな要求を毎試合明確にして与えているので、うちのチームにフィットしてきているし、コンディショニングに関しても徐々に100%に近づいてきているという風に思う。

神戸製鋼

●神戸製鋼コベルコスティーラーズ
〔ヘッドコーチ〕ギャリー・ゴールド
 前半からコーラが魂とスピリットのこもったパフォーマンスをしてくるのは、予想通りの展開だった。そのおかげで非常に難しい試合になった。自陣でプレーせざるをえなくなったし、それでプレッシャーもかなり受けてしまった。さらに難しいコンディションだったので、両チームともに凄くミスが多かった前半だった。
 その中でもうちのチームの選手が、ディフェンスともに凄くハードにプレイしていたところは凄く誇りに思う。コーラが何回かトライを取る機会があったが、そこでしっかり守りきった。そのディフェンスでトライを取られそうな状況を守りきったからこそ、そこで自信を得てそれを後半に活かしこちらがプレッシャーををかけていき、トライを取る形にもっていけたと思う。我々のもとでは、非常に高いところを求めているので、前半のパフォーマンスに関してはハッピーではないが、ただ、それを経てそれを勇敢な気持ちを持って戦った。凄くよくやってくれたという風に思っている。


〔ゲームキャプテン〕伊藤鐘史
 前半は本当に基本的なハンドリングエラーであったり、スキルエラーが凄く多くて、殆どアタックしない状態だった。エリアもほぼ自陣で戦う状態で、ボールをキープしてキックアウトするのが精一杯で、本当に前半は何もできなかったという形だった。それでハーフタイムでシンプルなプレーで、力強くセットプレイでプレッシャーをかけて、エリアを取ってアタックしていくというところをもう一度確認した。
 スクラムでペナルティーをもらえなかったのは残念だったが、後半の中盤以降くらいからはラインアウトのモールであったり、そういうところが機能したので、力強くプレーできて最終的には今日のスコアになってよかった。でも最初は苦しかった。 

「後半も立ち上がりの20分間はコーラにおさえられているが、ここで相手に疲れが見えてきたのか?」
 伊藤: 特にモールでプレッシャーをかける時間帯になってからは、余裕ができたというか5点から相手に次のポイントを与えなかったというのが勝負どころだった。もしコーラが3ポイントでも取っていれば、また試合感が変わったと思うので、次のスコアを僕達が取れたことが今日のゲームのターニングポイントになったと思う。
我々はラインアウトだけでなく、スクラムもこの1週間十分時間を掛けて戦術的にもやって来たので、スクラム自体で大きくプレッシャーを掛けられているという感覚はなかった。
しかし、それ以降のフェーズアタックに関して少し受けてしまった感がある。その辺りのセットプレーからのディフェンスというものも、もう一度修正して次のトヨタ戦に臨みたい。
「コーラのあわやトライというのがオフサイドという判定があったが、あれは取られていたら相当大きかったのか?」
 伊藤: もし取られていたら、展開も変わったと思う。
「就任した時に、ディフェンスを改善したいと言われてあったが、具体的にどういうところに取り組んできたのかと、今日のディフェンスのよかった点を具体的に?」
 ギャリー: まず相手にトライを取らせなかったということ、その結果だけを見れば、もちろんディフェンスは改善していると感じている。凄くアタッキングなゲームをする非常にいいチーム相手に、それであったということは評価できると思う。
ディフェンスの中でのミスもあったし、前半そこで我々のプレー側を修正しなければいけないところもあるし、特にブレークダウンからの周辺のハーフからの仕掛けのところに関しては、改めないといけない状況があった。そういう状況はどんな試合の中でも起こりえると思うし、そこで重要なのは状況が起こった時に、フィールドの他の選手がどういうリアクションをするかということではないかと思う。
今日の試合に関しては、そのシチュエーションになった後の全員のリアクションが凄くよく、全員がハードワークしてしっかり戻ってタックルにいくそういう意識がチームの中にあって、その認識も高かったと評価している。
「リスクが高いことを避けるということだが、2シーズンになったことで、勝たなくてはいけないということも絡んできているのか?勝負の中である程度いった時に他のことをといった可能性としては現場ではないのか?」
 ギャリー: 今現在のリーグテーブル順位表で、どこにいるかということには、現時点では全く興味がない。まず今日は、アタッキングが凄く強いコーラ相手にどう戦うかということだけを考えていた。テーブルと順位だけではなくて、予想通りコーラが凄く激しくきていたので、いかに神戸製鋼のいいパフォーマンスをするかということを考えていた。前半に関して、もう少しプレーしたいところでも、2フェーズ、3フェーズでボールを失ってしまって、その後のアタックができなかった。コンディションが非常にタフであった。ボールがバックスを入れて回らなかったということに関しても、そこまでにミスが起こってしまってボールを運べなかった。そういうコンディションだったからこそ、伊藤からもあったようにハーフタイムでベーシックなセットプレイのところの強み、モールでという形に重心を置いた。
 伊藤: なぜFW戦を選んだか、こういう暑い状況で凄く汗もかくし、小雨も降ってきてボールが凄くすべる状況のこのような中では、今までラグビーをやってきた経験的にFW戦に持ち込んだ方が一番近道であるから選択しただけ。
何より勝つことが大事なので、今日のこの試合を勝つことを考える、毎試合僕たちのオプションで、別に先を見てはいない。とにかく勝つことを考えると、FW戦に持ち込んだ方が一番効果的である。

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