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トップチャレンジ1第1節〔1月12日〕/福岡サニックスvs三菱重工相模原/試合レポート

福岡サニックスブルース
福岡サニックス
  vs   三菱重工相模原ダイナボアーズ
三菱重工相模原
         

冷静かつ愚直な勝利へのこだわり
(ラスト20分の明暗)

平成26年1月19日(日) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

●14:05キックオフ
  福岡サニックスブルース vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ

 14時05分、福岡サニックスのキックオフで試合開始。直後から激しいブレイクダウンの応酬が繰り返される。人数を掛けてファイトするケース、ディフェンスラインを強化し次のファイトに備えるケース、気持ちはホットであるが頭はクールに立ち上がりの主導権争いはほぼ互角の印象を受けた。
 スコアが動いたのは3分、ハーフェイライン左ラインアウトから三菱重工相模原がハイパント攻撃、チェイスしエリアを上げようと試みるが、福岡サニックスが左へ展開、カウンターを仕掛ける。11番・屋宜がディフェンスのギャップをうまくすり抜け約80mを走りきり福岡サニックスが先制する。ゴール失敗(5-0)
 すぐさま三菱重工相模原も反撃に転じる。8分、ラックでのペナルティから10番・ドナルドが確実にPGを決めてスコアする。(5-3)
 11分、度重なるブレイクダウン周辺でのペナルティから、福岡サニックス13番・名富がシンビンにて10分間退場となり14人での戦いとなる。
 福岡サニックスのシンビンによる数的優位の時間帯に逆転を狙う三菱重工相模原は17分、福岡サニックス陣22m付近ラインアウトからフェイズを重ね、ギャップの出来たサイドを8番・デイビッドが付き、10番・ドナルドが個人技で抜け出してトライを奪い逆転。ゴール成功(5-10)
 逆転された福岡サニックスは、グランドを広く使い三菱重工相模原のディフェンスを拡散させながらエリアを上げていく中で、21分、29分と絶好の位置でのペナルティを獲得し、10番・田代が確実にPGを決め再逆転に成功し、前半終了(11-10)。
 前半は大方の予想どおり互角の展開となった。後半のメンバー入替によるアクセント・総合力をどうスコアに繋げるかで勝負は決まる。ハーフタイム中のスタンド観戦者の至るところでこのような会話が聞かれた。

 三菱重工相模原のキックオフで後半開始。
 2分、福岡サニックスはラックオフサイドからPGを選択するも失敗、スコアは動かない。
 7分、福岡サニックスは動いた、サポーターが大きく沸き立つ。一気に3人を替え、スピード重視とも取れる攻撃的な布陣となった。
 入替によるポジションの混乱を突いて、三菱重工相模原は福岡サニックスゴール前に侵入する。11分、アドバンテージがある中で10番・ドナルドがDGを狙うが失敗。仕切りなおしのペナルティからPGを選択し確実に決めて三菱重工相模原が逆転に成功する。(11-13)
 15分、福岡サニックスも黙ってはいない。福岡サニックス陣22m付近からキックカウンターで左へ展開。11番・屋宜-12番・ブライスで三菱重工相模原陣左22m付近まで大きくゲインしラックを形成。右へ大きく展開し、2番・永下が大外へ振ると見せかけてパスダミーして、出来たスペースを縦につきそのままインゴールへなだれ込んだ。ゴール成功(18-13)再び逆転に成功する。
 外には交代出場したヘスケスが控えており、ディフェンスの意識がヘスケスに向けられていたのを永下が見透かし中に切れ込んだ。交代が見事に成功した瞬間だった。
 19分、今度は三菱重工相模原がスクラムから10番・ドナルドの個人技で縦突破を図る。さらに13番・シュウペリが大きくゲインし、左へ展開。ゴール前ラックサイドを執拗に攻め、最後は4人掛かりでインゴールへなだれ込んだ。ゴール成功(18-20)再々逆転に成功する。
 今度は福岡サニックス、ゴール前まで攻め込みターンオーバーされエリアを戻されるもののキックカウンターを仕掛け11番・屋宜-22番ヘスケスとつなぎ、最後はヘスケスが40mを走りきってまたもや逆転する。ゴール成功(25-20)
 幾度も行われる逆転劇、手に汗握る展開であったが25分、度重なるブレイクダウン周辺のペナルティから三菱重工相模原10番・ドナルドがシンビンにて10分間の退場となった。
 26分、このペナルティで得られたPGを10番・田代が確実に決める。(28-20)
 30分にはゴール前、右へ展開すればトライチャンスと思われたシーンで冷静にDG(31-20)、32分に勝利をグッと引き寄せるPGを決め(34-20)、三菱重工相模原司令塔不在の10分間に効率的かつダメージを与えるに十分な9点を追加した。
 その後両チーム激しいプレーが続くがスコアは動かず、福岡サニックスが激闘を制した。

 ラグビーファンとしては非常に見応えのある試合であった。次節以降は更なる総力戦になることが予想される。良い調整とケアを含めた準備をしてベストな状態でチャレンジしていただきたい。


福岡サニックスブルース 三菱重工相模原ダイナボアーズ
前半 後半   前半 後半
1 2 T 1 1
0 2 G 1 1
2 2 PG 1 1
0 1 DG 0 0
11 23 10 10
34 合計 20
反則
6 3 PK 7 7
0 0 FK 0 1
9 合計 15

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

三菱重工相模原

●三菱重工相模原ダイナボアーズ
〔監督〕高岩映善
 自分たちの不要な反則で敵のペースに持っていかれた。大きな差はないと思っているが、ディシプリン(規律)の部分で差が出た。次戦に向け修正し、トップリーグに上がりたい。

〔主将〕安藤栄次
 経験の差が敗因。自分たちのラグビーを見つめ直し、Honda戦へ臨む。

  「準備したことは?」
 - 福岡サニックスのワイドな攻撃に対するディフェンス。

福岡サニックス

●福岡サニックスブルース
〔監督〕藤井雄一郎
 一年間、この日のために練習してきた。前半硬かったが、ディフェンスをかなり強化してきたし、ブレイクダウンは相手が大きな選手ばかりでかなり圧力はあったと思うが、我慢してくれたことで勝利に結びついた。しっかりボールをキープして、相手ボールを取ることもできた。
 (この1年間で)やってきたことの半分でも発揮できればよいと思っていただけに、体の大きな選手のブレークダウンのプレッシャーも大きい中で、ゴール前のディフェンスでも我慢できた。その部分で負けなかったことが勝因。

〔主将〕永下安武
 相手チームのプレッシャーは予測していた。やりたいことを全部出すことはできなかったが、我慢して得点できたことは大きかった。
 反省としては、ラインアウトをとれなかった、セットプレイからのアタックがあまりできなかったこと。次戦については、自分たちのやってきたことをきちんと出せればと思う。


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