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トップチャレンジ2第1節〔12月13日〕/九州電力vs釜石シーウェイブス/試合レポート

TOP LEAGUE
九州電力キューデンヴォルテクス
九州電力 
 vs  釜石シーウェイブスRFC
 釜石
     

平成27年12月13日(日) 天候:くもり レベルファイブスタジアム【福岡】

●13:00キックオフ
  九州電力キューデンヴォルテクス vs 釜石シーウェイブスRFC

 朝方からの雨も上がり、雲の隙間から薄日が差すレベルファイブスタジアムでの「トップチャレンジ2第1節」、九州電力 vs 釜石は、九州電力のキックオフで試合が開始された。
 序盤は互いに、キックでエリアを取りに行ったり、ボールを持ち込んだりの攻防が続き、なかなか得点に結びつかない展開の中迎えた前半14分、九州電力は敵陣右サイドゴール前5m付近で相手ペナルティからのラインアウトをキャッチ、モールを押し込み1番・池田が先制のトライ。(5-0)10番・齋藤のゴールも成功する。(7-0)
 その後も追加点が欲しい九州電力と、何としてもトライが欲しい釜石の攻防が続いた。
 前半22分、釜石は敵陣右サイドゴール前5m付近で、ラインアウトからモールを押し込んで8番・須田がトライ。(7-5)10番・井上のゴール成功で(7-7)と試合を振り出しに戻す。
 前半26分、釜石の12番・バー・トロケが密集での暴力行為でレッドカード退場となった。
 そして、釜石が14人となった直後の前半27分、九州電力は敵陣22mライン手前付近相手ペナルティより左オープン攻撃から、10番・齋藤が14番・正海へキックパス、そのままゴールへ駆け込みトライ、(12-7)ゴールも成功。(14-7)
釜石は必死のディフェンスで、九州電力の攻撃をしのぐ時間帯が続いた。
 前半39分、九州電力が敵陣中央22m付近スクラムより左へ展開、ラストパスが11番・磯田へ渡り左隅にトライを決めた。(19-7)

 釜石のキックオフで後半開始。1人少ない釜石は後半9分、相手ペナルティによりタッチキック、敵陣右サイドゴール前5m付近のラインアウトからモールを押し込んで5番・マヘトゥビが押さえてトライ(19-12)、1トライで同点という所まで迫った。
 懸命なディフェンスを続ける釜石であったが、次第にペナルティが目立つようになってきた。
 後半15分、九州電力は敵陣左中間15m付近で、相手ペナルティによりショットを選択。10番・齋藤がキックしたボールはポールで跳ね返ったが、それを上手くマイボールに出来た九州電力は右へ展開し、回り込んでいた11番・磯田が右隅にトライ。(24-12)10番・齋藤のゴールも成功し(26-12)貴重な追加点となる。
 尚も1人少ない釜石を何とか攻めたい九州電力であったが、細かいミスもありなかなか得点できない時間帯が続いた。
 後半28分、九州電力は自陣10m付近よりパントを上げ、敵陣22m付近で釜石の選手がハンブル、九州電力の17番・松永が好捕してそのままトライ。(31-12)。
 続く後半32分、九州電力は自陣中央10mライン付近ラックより右へ展開、14番・正海まで渡り30m独走の後フォロワーに繋いで左へ展開、13番・下釜がラストパスを受けて左中間へトライ。(36-12)そして22番・松下のゴール成功となる。(38-12)

 これで九州電力はトップチャレンジ1に王手かけたので、次の中部電力との命運を掛けた戦いに注目したい。



九州電力キューデンヴォルテクス 釜石シーウェイブスRFC
前半 後半   前半 後半
3 3 T 1 1
2 2 G 1 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
19 19 7 5
38 合計 12
反則
2 4 PK 6 3
0 1 FK 0 0
7 合計 9

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

釜石シーウェイブスRFC
〔アシスタントコーチ〕藤原 誠

 最初から、我々のペースは出せるだろうか?という試合だった。初めは練習してきたプレーも出ていたが、一人足りなくなってしまったことで全てが狂ってしまった。
 ただ、随所に我々のやろうとしていることは出せたと思う。まだ次の試合があるので、そこに向けて全員で取り組んでいきたい。

〔主将〕須田康夫
 結果的に規律というの部分で、統制が取れてなかった。厳しい中でも良い部分は発揮できていたので、逆転しようと思ったが、九州電力の勢いのあるバックスや連続攻撃に我慢しきれなかった。

「三菱重工相模原戦から一週間。自分達がやろうとしている事は出来たとあったが具体的には?」
藤原: まずはディフェンスの1対1だったり、ブレイクダウンの激しさが三菱戦では欠けていたと思ったので、そこを集中的にやった。
「前半、一人少なくなって12点差で折り返したが、ハーフタイムではどんな指示があったのか?」
藤原: 確かに一人少なくはなったが、試合を投げる事無く、継続してボールをキープしてアタックしていけば点は取れるんだということは指示が出ていた。
「今日の一番の敗因は?」
藤原: 緊急事態が起きたところで、我々コーチ含め指示の部分が曖昧になったところがある。自分達がもっと明確なアドバイスが出せていれば良かった。九電の勢いがすごかったので止めきれなかった、慌ててしまったというところが大きい。
須田:  規律の部分。14人になったこと自体は左程大きな敗因ではないと思う。ゲームの中でエリアをとるところで、九電は反則しないがうちはスクラムで反則してしまったり、僕らがエリア取るべきチャンスの時に、ペナルティが原因で自陣に返されてしまっていた。その連続でゲームさせられたところが敗因かなと思う。
「今日はカマナ選手の投入が早かったようだが、劣勢だったために早くしかけていこうという戦略的な意図からだったのか?試合展開が違っていればもっと後からの投入だったか?」
藤原: 点差というより、センターが一枚足りなくなってしまったので、その穴を埋めるべく機動力の高いカマナを入れた。後ろ二枚で守らないといけない時もあるので、カバーを期待して投入した。ポジション的にはフルバックとウィングの兼用した形だった。
「三菱重工戦が思った以上の大差になって、それから一週間。影響はあったか、もしくは払拭できたか?」
須田:  しっかり切り替えて来た。終わった事はシーズンが終わってから考えようと。負けた部分からの修正ポイントはあったが、九電にフォーカスしてベストな状態に準備してきた。
「苦しい中でも良い部分が発揮できた、とあったが具体的には?」
須田:  エリアに入ってからモールでトライなどワンチャンスで取れていた。ディフェンスも前の試合に比べればレベルアップした。自分達にさらに必要なのは我慢強さだと思う。
「トップチャレンジ1への進出の可能性が現実的に厳しくなったが?」
藤原: 今日の一戦に掛けて来たが、やることは変わらないので、次に全力を出すだけだ。
須田: 負けてしまった事はしょうがない。次にベストな状態で挑むだけだ。
「九電にボールをキープされたまま連続攻撃をうける機会が多かったが、ターンオーバーは出来なかったのか?」
藤原: 今日は相手のボールを獲りにいくジャッカルプレーはそこまで意識してなくて、きちんと連続して攻撃を止めて、相手を乗り越えてボールを取るという意識でやった。コンタクトエリアでもう少し我々が有利に進めればボール争奪で勝てたと思うが、イーブンな状態だったので連続攻撃が続いたと思う。早い段階でというより辛抱してディフェンスして相手がミスするのを待つという感じでいたし、前半でも押し返していた部分はかなりあったので悲観的にはとらえてはいない。
須田: 九電の連続攻撃はサポートがすばらしかった。ターンオーバーは狙っていたが、我慢して止め続けるしか無かった。そういった部分で「我慢」がキーポイントだった。

●九州電力キューデンヴォルテクス
〔監督〕瓜生丈治

 サニックス戦後2週間、相手より早く動く、先手を打つというところと、我々のチームスローガンであるステイコネクティッド、組織として繋がり続けるということをテーマを掲げて取り組んで来た。
 選手達も自分達で結束の部分やこの試合に掛けるモチベーションをコントロールしてくれて、その成果が今日のゲームに出たと思う。
 今後も、まずはしっかりトップチャレンジ1に進めるように、手を緩める事なくチームとして成長していきたい。

〔ゲームキャプテン〕中靍憲章
 サニックス戦で69ー0で負けた反省点として、ボールキャリアとそのサポートというところを徹底的にやっていこうとしてきた。あとはディフェンスでラインプレッシャーを掛けて相手のアタックを思うようにさせないというところを練習でやって来て、今日の試合でも出来たと思う。
 サニックス戦後、選手主体となった充実した練習が出来て、今日はその成果が出たと思う。
 また今日の試合で色々課題が出て来たので、まずは中部電力戦に向けてこの一週間取り組みたい。

「サニックス戦の後、ブレイクダウンやボール確保の部分で精度を上げていきたいという話をされていたが、今日はその点巧くいった部分が多かったのでは?」
瓜生: サニックス戦後1週間は、課題の修正に重点的に取り組んだ。その中でもブレイクダウンというところで、ボールキャリアの1対1の状況で必ず優位に立つという部分と、サポーターの部分の寄りの早さをというものを2週間意識してやってきた。
今日はそこの部分で我々がブレイクダウンターンオーバーされることも少なかったし、スクラムハーフに安定したボールを供給出来ていたので、そこの課題は克服出来たと思っている。
「昨季は釜石とトップチャレンジ1で対戦して9点差だったが、今回大差で勝利できた要因は?」
瓜生: 今日の対戦を前に昨年の試合を振り返ったが、セットプレー、特にラインアウトの獲得率が低かった。これは釜石戦に限らず昨年一年間の課題でもあったので、今年は重点的にそこに取り組んできた。
今日の試合に関してもセットプレー、特にフォワードの選手の獲得率が非常に高かった。
そこから我々が攻撃の時間を増やして時間をかけながら得点を重ねることが出来たというところが、昨年との違いかと思う。
「序盤からボールをキープしながら相手に粘り強くディフェンスされてなかなか得点出来ない中、何度かショットチャンスがあったが狙わずトライを取りにいったが、どういうゲームプランだったのか?」
中靍: ラインアウトが我々の強みであり、そこは獲得出来るという自信があったのでラインアウトを選んだ。また、攻める気持ちで試合に臨みたいと話していたのでそこは徹底して、フォワードを信じた。
「先程の釜石の会見で、九電はすごく勢いがあったとのことだった。今日はフォワードのファイトもバックスの走りもすばらしかったと思うが?」
瓜生: いつもだったらフォワードが崩れて後手後手になっていたが、フォワードが取り切ってくれたところが今日の結果に繋がったと思う。
「釜石について。2年続けて釜石と対戦してみて、昨年と比べて変化はあったか?」
瓜生: 何人か新しい選手が加入して、昨年にも増してフォワードの力強さはゲームの前から感じていた。何試合か試合を見させていただいて、今年は非常にディフェンスが良いチームだと思っていた。
組織立ったディフェンスをしてくるので、そんなに簡単に点は取れないだろうというところで、我慢してアタックのフェーズを重ねながらトライを取ろうという事を、今日のテーマにして臨んだ。
退場者が出て一人少なくなった中でも我々が攻めあぐねた時間帯もあったし、釜石のディフェンスの良さは今日の試合でも感じた。


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