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入替戦〔1月30日〕/コカ・コーラvs九州電力/試合レポート

TOP LEAGUE
コカ・コーラレッドスパークス
コカ・コーラレッドスパークス 
 vs  九州電力キューデンヴォルテクス
 九州電力
     

平成28年1月30日(土) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

●14:20キックオフ
 コカ・コーラレッドスパークス(トップリーグ14位) vs 九州電力キューデンヴォルテクス(トップチャレンジ1-3位)

 奇しくも、昨年と同じ組み合わせとなったトップリーグ入替戦。
 昨年は53-8と完膚なきまでにトップリーグとの差を感じさせられた九州電力は、「今年こそは!」とチャレンジャー精神旺盛に臨んできている。
 対するトップリーグ14位のコカ・コーラは、トップリーグで戦ってきたプライドを持って残留を決めたいが、怪我や急病により先発メンバーを4名変更せざるを得なくなった。
 共に拠点を福岡市に置く両チームの対戦。入替戦での福岡ダービーに、チーム関係者を含めた多くのラグビーファンにとっては、複雑な気持ちで迎えることとなった。
 決戦の会場となったレベルファイブスタジアムは、前日までの雨がうそのように晴れ渡り、選手がオールアウトのパフォーマンスを発揮できる、絶好のラグビーコンディションとなった。

 試合は、直前の第一試合(宗像サニックスがNTTドコモを破り昇格)で下剋上のゲームとなった余韻から、徐々に静けさを取り戻し始めた14時20分の定刻に、コカ・コーラのキックオフで開始された。
 これまで数多くの試合を重ねてきた両チーム。序盤は相手の試合の組み立てを探っているのか、それとも共に勝ちを意識しすぎて緊張が取れないのか、ピッチ中央付近での攻防の繰り返しとなった。
 コカ・コーラの攻撃を九州電力の激しいタックルが襲い、コカ・コーラがなかなか思うように攻めきれない。これに対し九州電力は、小刻みに前へ出て相手陣で試合を展開し、共に22メートルライン付近まで攻めるものの、細かなミスで戻される。
 前半11分、コカ・コーラの反則により、ハーフウェイライン付近でペナルティキックを得た九州電力は、タッチキックからのラインアウトにより、ゴール付近まで迫るがノックオン。すかさず、コカ・コーラはそのボールをターンオーバー。キックにより敵陣へ入り、九州電力陣右中間22メートルライン付近のラックから左へ展開し、12番・ティム・ベイトマンが中央に先制トライ(G成功)、コカ・コーラが7-0でリードした。
 その後、お互いに相手陣22メートルラインくらいまでは攻めるが、反則やミスにより戻される試合展開であった。
 九州電力の気迫のこもったタックルで、コカ・コーラ陣での攻防が続いた前半終了間際の40分、その前の反則により、少しでも点差を縮めておきたい九州電力は、10番・松下がペナルティゴールを狙う。しかし僅かにそれた。そこでハーフタイムとなり、前半は7-0でコカ・コーラのリードで終えた。

 後半は、九州電力のキックオフでスタート。
 前半同様、膠着状態が続く。9分、早く同点に追いつきプレッシャーをかけたい九州電力はコカ・コーラ陣ゴール前ラックから、素早くボールを左に展開、11番・磯田が左隅にトライ、10番・松下が角度のある難しいコンバージョンキックも決めて、7-7の同点とした。
 同点とされたコカ・コーラは、後半15分、九州電力陣右中間22メートルライン付近のラックから、10番・福田、12番・ティム・ベイトマンへとつなぎ、前半に続き鋭いステップで相手をかわして左中間にトライ(G成功)、コカ・コーラが14-7と再びリードした。
 ここで得点を広げられると後が無い九州電力。必死の連続攻撃により、後半18分、コカ・コーラ陣左中間ゴール前での攻防で、コカ・コーラのキックを九州電力の4番・園中が気迫のチャージ、そのままボールを拾って中央に同点トライ(G成功)、14-14とトップリーグ昇格への執念を見せる。
 後半20分過ぎからは両チームの闘志がぶつかり合う凄絶なゲーム展開で、コカ・コーラ、九州電力ともに選手の体力も消耗し、倒れる選手が続いた。次々にリザーブ選手も投入され、総力戦の様相となった。
 両チームとも激しく攻めては、気迫のタックルで止める試合展開で、一進一退の攻防が繰り返される。同点のままでは終れない九州電力は、繰り返しアタックするものの、コカ・コーラはトップリーグチームとしてのプライドと執念で止め続けた。
 後半39分、九州電力は自陣ゴール前ラインアウトから、ホーンが鳴った後も逆転に向けて果敢に攻めたが、14-14と同点のままでノーサイド。
 大会規定()により、コカ・コーラのトップリーグ残留が決まった。
 コカ・コーラの主力陣が欠けていたとはいえ、九州電力は昨年の大差から今年は同点と力の差の無いところを示したが、相手の得点を上回ることができず再び涙を飲むこととなった。

同点の場合には、トライ数、ゴール数に関わらず、トップリーグ所属チームがトップリーグ残留となる。


コカ・コーラレッドスパークス 九州電力キューデンウォルテクス
前半 後半   前半 後半
1 1 T 0 2
1 1 G 0 2
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
7 7 0 14
14 合計 14
反則
7 1 PK 1 3
1 0 FK 2 0
9 合計 6

 

詳しくはトップリーグ公式サイトへ

記者会見

九州電力

九州電力キューデンウォルテクス
〔監督〕瓜生丈治
 1年間この日の為にやってきたが、本当に残念。
 本日の入替戦に向けて手応えをつかんだ部分もあり、強みを出そうと選手スタッフともに挑んだが結果、同点という事でトップリーグに昇格できなかった。

〔主将〕中鶴憲章
 九州協会の関係の皆様、その他多くのファンの皆様、本当にありがとうございます。
 今日のゲームはチームの集大成として挑んだ。他のチームとの試合で通用した部分を、80分間前面に出そうと全力を出し切ったと思う。
 ただ、結果が同点という事で、自分たちにはまだ何か足りなかったのかもしれない。

  「あと1点足りずにトップリーグに上がることができなかったが、その1点を埋めるためには今後どうしたらよいか?」
この1点を埋めるには細かいところ、小さいところにこだわりを持ってできるかどうか、それに尽きると思う。

コカ・コーラ

●コカ・コーラウエストレッドスパークス
〔監督〕臼井章広
 本日はたくさんの応援を頂きありがとうございました。
 同じ福岡に拠点を置くチームとして、やりにくい部分はあった。私たちはトップリーグ残留に向け、しっかりとフィジカルで優位性を持ってゲームをしようとしたが、九電の激しく気迫溢れるプレーに押し込まれた。
 トップリーグに残れたことは良かったとポジティブに考え、来季はベスト8を狙えるチームにしていきたいと思う。

〔主将〕山下昂大
 素晴らしい環境でできたことをうれしく思う。
 試合に内容に関しては結果の通り。アタッキングチームとして2トライというのは、課題だと思う。外にボールを運んでプレーをしようとしたが、九電のプレッシャーもあり、うまくいかなかった。

「最後まで激しい試合だったが、後半はキャプテンとしてどのような声をかけたのか?」
ボールを継続させるようにと、孤立せずにストラクチャを組んで継続しようと声をかけた。
「厳しいシーズンとなったが、収穫と来季の課題は?」
アタッキングラグビーを目標にやってきて、今シーズンは4トライ以上を取れるチームになってきたこと。
ただ、ディフェンス面に不安があり、ディフェンスの時間が多くなると点が取れなくなる。来季はディフェンス面も強化していきたい。


 
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