遠征活動レポート(3)
7月15日(日)
今日は一日かけて移動し、クラスノヤルスクへ向かいます。
朝食前にインチョンの町中を散歩してストレッチ。移動で2日間練習ができないので息が上がる程度に体を動かします。慣れない環境を過ごすと見えない疲れやストレスが溜まるので、汗をかいて普段の感覚をキープすることは大切です。
朝食はバイキングで昨晩の粗食を取り戻しました。
飛行機を乗り継いでの長い移動が始まります。
インチョン空港の免税店で高価なチノパンをゲットできた選手もいますが、まるでロングスパッツです。(ストレッチ機能抜群!)
インチョンからハバロフスクは国際線ですが、こじんまりとした機体です。
スケート選手のような人や決して笑わない税関職員、怒られているようにも思える荷物検査。次第に増えてくるロシア人に期待と不安を感じているようです。(職員さんは普通にしてるだけですが)
ハバロフスク到着。
目に入ってくる文字の意味は、見当もつきません。しかし、選手たちの適応力は高く、すぐに売店で買い物をして空腹を満たします。
クラスノヤルスクへ向かうフライトでは慣れてきたのか窮屈な座席でも思い思いに自分の快適な空間を作り出しています。
そしてついにクラスノヤルスク到着!
空港ではサニックスワールドラグビーユース大会で数回来日しているエニセイ―STMのエフゲニーさん夫妻、シベリア連邦大学日本センターの方々が出迎えてくれました。
バスで1時間ほどでホテルに到着。
ここではこの遠征の準備からお世話をしてくださっているロシアラグビー協会強化部門のドミトリーさん、エニセイ―STMのディレクターのアレキサンダーさんが温かく迎えてくれました。
選手はみんな元気ですが、日本時間で23:00に到着したので夕食後、連絡事項だけ共有し早く休みました。
《遠征のゴール》
・3戦3勝
・この遠征の経験を心に刻み、次につなげる。
このゴール達成のために、選手・スタッフ一人一人が考えて行動し全力を尽くすことが不可欠です。それが大きな成長にもつながり有意義な時間となるでしょう。