トップリーグ第1節〔1月12日〕/宗像サニックス vs NEC/試合レポート

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宗像サニックスブルース vs NECグリーンロケッツ

宗像サニックス
NEC

2020年1月12日(日) 天候:晴れ レベルファイブスタジアム【福岡】

14:00キックオフ

マン・オブ・ザ・マッチ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
宗像サニックスブルース:No.7 ダン・プライアー

宗像サニックスブルース NECグリーンロケッツ
前半 後半   前半 後半
2 1 T 1 2
2 1 G 0 0
0 0 PT 0 0
1 0 PG 1 0
0 0 DG 0 0
17 7 8 10
24 合計 18
反則
PK FK PK FK
5 0 前半 3 0
3 0 後半 2 0
8 0 合計 5 0

記者会見

NECグリーンロケッツ

〔ヘッドコーチ〕浅野良太
ワールドカップ開催会場で開幕戦を迎えられたことを嬉しく思うし、関係者の方々に感謝している。
ゲームは、我々が脅威と感じていたサニックスのボールを繋ぐ部分を、どう防げるかがポイントだった。特に、前半ゴール前まで行くけど取りきれない、崩しかけているけどもフィニッシュまで行けなかったというのが印象である。
次週はショートウィークなので、しっかり準備をして日野戦に向かいたいと思う。

〔キャプテン〕亀井亮依
初戦を落としたのは非常に悔しい。サニックスのランニングスキル、キャリアスキル、特にアンストラクチャーのアタックの部分で相手の強みに対して、しっかりプレッシャーをかけていくということで試合に臨んだ。
前半はゴール前で取りきれずに折り返し、トライ数は同じだがキックの差で相手が上回った。ルーズボールの反応だったり、全てにおいて相手にボールが入ってしまった。そういう部分で何か準備の段階で問題があるのか、それともプレイ中のコミュニケーションでの問題があったのか、そこをしっかり反省・修正して次戦に臨みたいと思う。

NEC

――ブレイクダウンでターンオーバーを許してしまった要因は?

浅野良太 前半に関しては、相手のアシストタックラーがボールにコンテストしてくるところを排除しきれずにスローボールになったり、ターンオーバーになってしまった。ハーフタイムに指示を出して後半はある程度修正できたが、要所で相手が人数をかけてきたとき、ボールは確保しているのに乗り越えられてしまったことが二回あった。そこは次戦に向けて大きく修正しなければならない点である。

亀井亮依 前半から相手の二人目が、非常に早くボールに来ていると感じた。後半は要所要所で修正はできていたが、ブレイクダウンでの執念さは、相手の方がひとつ上回っていた。

――後半、数的優位の時間帯の10分間に得点を取れなかったのは?

浅野良太 ボールを確保できている時間は多かったが、勢いをつけて攻め続けるということが足りなかった。


宗像サニックスブルース

宗像サニックス

〔ヘッドコーチ〕コーリー・ブラウン
いいスタートをきれて嬉しい。特に長いプレシーズンであり、スタッフ全員でしっかり準備してよい結果が出せたことを誇りに思う。
試合に関しては、我々が目指していたアタッキングラグビーが出せて良かったと思うが、ディフェンスや規律の面は締めていき、ペナルティを減らしていきたいと思う。

〔キャプテン〕福坪龍一郎
去年から長いプレシーズンにハードなトレーニングをしてきたので、絶対に勝とうと自信を持って挑んだ。チーム全員でしっかり準備してきたことが、今日の試合に結びついたと思う。今日は勝利を喜んで、明日から次戦に向けてしっかり準備したい。

――プレシーズンからコンタクトや接点を重点的に鍛えてきたと聞いているが、今日の評価は?

コーリー・ブラウン プレシーズン中はコンタクトを強くするための練習をしてきた。いくら練習しても試合で出せなければ意味はないが、今日はブレイクダウンやジャッカルでターンオーバーすることができてよかった。まだまだ伸ばせる部分はあると思う。

――どういうところに重点的に取り組んできたか?

福坪龍一郎 個人の能力を伸ばすことをプレシーズンは取り組んできた。メンタル面と肉体的な面も成長してきた。いつもだと、タイトなゲームになると中々我慢しきれずにペナルティが増えてしまうとか、点を取られたら沈んでしまうところがあったが、練習試合でもそういうところがかなり改善された。規律についてはまだ改善しないといけないが、フィジカルの面でも成長していると思う。

――先発のスクラムハーフに19歳の藤井選手を起用した狙いは?

コーリー・ブラウン プレシーズン中にとても頑張り、今日のスタメンの座を勝ち取った。100%自信を持って送り出している。今日の経験を今後に活かして上達してくれると思っているし、今日のパフォーマンスもすごく満足している。ブレイクダウンに入るスピードとパススピード・正確性は素晴らしかった。

――ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ選手と、マン・オブ・ザ・マッチ(以下MOM)のダン・プライアー選手の今日のパフォーマンスは?

コーリー・ブラウン ダン・プライアーは経験値が豊富でディフェンスもタフで、今日は正にMOMに値するプレイをしたと思う。賢くてスキルフルな選手で、いい場面でオフロードパスなど、今日の彼のパフォーマンスにはすごく満足している。
ボスアヤコは素晴らしいアスリートで、素早くて力強く爆発力がある選手。今日もスクラムから素早く爆発力のある仕事をしてくれたし、コンタクトも力強かった。マッチフィットネスを伸ばすことができれば、もっといい選手になると思う。


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