トップリーグ第7節〔4月11日〕/宗像サニックスvs東芝/試合レポート

TopLeague

宗像サニックスブルース vs 東芝ブレイブルーパス

宗像サニックス
東芝ブレイブルーパス

2021年4月11(日) 天候:晴れ ミクニワールドスタジアム北九州【福岡】

13:00キックオフ

マン・オブ・ザ・マッチ

【マン・オブ・ザ・マッチ】
東芝ブレイブルーパス:No.9 高橋昴平

宗像サニックスブルース 東芝ブレイブルーパス
前半 後半   前半 後半
2 0 T 2 5
2 0 G 2 5
0 0 PT 0 0
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0
14 0 14 35
14 合計 49
反則
PK FK PK FK
4 0 前半 6 0
2 0 後半 3 0
6 0 合計 9 0

記者会見

宗像サニックスブルース

〔ヘッドコーチ〕コーリー・ブラウン
前半凄く良かったが後半は残念だった。
前半は陣地をコントロールしながら勢いもあり、非常に良いラグビーが出来た。
後半は相手の勢いを止める事が出来ず、ミスからボールを与えてしまうなど、相手に素晴らしいアタックをさせてしまった。

〔ゲームキャプテン〕ダン・プライアー
前半はエナジーもあり、沢山チャンスもあった。
後半はミスも多くなり、チャンスを活かしきれなくなったが相手はチャンスをモノにした。

パディー・ライアン 選手
前半は体を当てあって良いラグビーが出来たが、後半は東芝のリーチ選手のラインアウトコントロールやマット・ドッド選手のインパクトあるプレーがあった。
一生懸命闘い続けた事を誇りに思うし、応援に来てくれたファンの皆様には本当に感謝している。

宗像サニックス

――これまでリーグ戦を戦ってきて良かった点・悪かった点、またトーナメント戦に向けてやるべき事は?

コーリー・ブラウン チーム一丸となって近鉄に立ち向かう気持ちが大事だと思う。アタックに関しては、スピードを保持してボールを出して行く点は良くなってきている。試合の中で良い時間帯を増やしていく必要があるし、規律に関しては一年間課題になっている。フィフティフィフティのパスなどを失う点は改善したい。ラインアウトも修正し、我慢強くディフェンスするようにして近鉄戦に臨みたい。

ダン・プライアー 勢いがどちらに向いているのか、試合の中で判断しながらミスを無くし、相手にプレッシャーをかけていく。

パディー・ライアン 相手の近鉄はアタックの得意な強いチーム。1週間しっかり準備をして相手の強みを消せるようにしたい。

――今年の目標であるベスト8に対して現状の評価は?

コーリー・ブラウン 自分達の持つポテンシャルにふさわしい位置に辿り着けていないという部分で、フラストレーションが溜まっている。選手達の努力や決意が欠如しているという事では無いと思っている。
去年自分達がやっていた、自信を持ってプレーするという事が足りていないのかも知れない。自信の無いプレーや一瞬でも気持ちが入っていないようなプレーをしてしまうと、トップリーグではすぐに得点されてしまう。ここからはまたチーム一丸となって近鉄戦に向け、良い準備をして勝利をしたい。

――上位チームと戦って感じる差は何か?それを埋めるために今後やらないといけない事は?

ダン・プライアー トップチームとの違いは精度の差だと思っている。ペナルティを少なくしないといけないし、チャンスの時にミスをしていてはいけない。
同時に負け癖も払拭していかないといけない。
また、試合の中で勝っている時にこそ冷静さを保って試合を進めていくべきだし、そこでミスから相手にトライを取られるようでは、成長出来ていないと感じている。


東芝ブレイブルーパス

東芝

〔ヘッドコーチ〕トッド・ブラックアダー
このグラウンドに来れたことを嬉しく思う。景色も素晴らしいところで、北九州のサポーターに会えてすごく嬉しい。サニックスのプレイに対しても有難うと言いたい。
特に前半はサニックスがすごいプレッシャーを掛けてきたが、自分たちの力を出さなければならない状況になったのは良かった。
今日は自分たちのチームを誇りに思った。戦う姿勢を取り戻し忍耐力を見せることができた。このようなプレッシャーのかかる試合を経験してきたが、今日嬉しかった点は、戦う姿勢を見せて結果を出せたことだ。
タフなチームに対してはなかなか難しいことなので、ファーストステージの最後の試合で結果を残せたのはとても良かった。セカンドステージに向けてしっかり準備していきたい。

〔ゲームキャプテン〕リーチ マイケル
今日も多くのファンの前で東芝のラグビーを見せることができ、すごく嬉しかった。コロナ禍の中、お互いのチームが規律を守ってここまで来れた。
試合に関しては自分達の強みを前面に出して戦いたかったが、前半は相手のプレッシャーが強くミスも出てしまい苦しいゲーム展開になった。
この試合の前半は自分達の弱みをつけ込まれたので、次のトーナメントに向けてそこを修正していきたいと思う。

高橋昂平 選手
出身地である九州で試合ができたことがとても嬉しい。アウェーだったがホームのように試合ができ本当によかった。
前半は東芝のアタックができなかったが、後半はうまく切り替えができ、東芝らしいアタックで結果に繋がった。
フィジカルでは前に出て、しっかりとコミュニケーションをとって戦うことができた。セカンドステージに向けて切り替えていきたい。

――リーグ戦の終盤に来て調子が上がっていると思うが、結果が出せなかった試合と比較して一番変わった点は?

トッド・ブラックアダー 一番大きな部分は、逆に変わらなかったことにあると思う。出来るだけやることはシンプルにし、自分達がやっていることをより良く出来るかどうかで違いが出たと思う。

リーチ マイケル ブレずにやってきたことが良かったと思う。結果が出なかった試合が数試合あったが、シンプルに自分達の強みを出すために何をしたらいいか、そこにフォーカスを当てて準備してきた。次のトーナメントに向けて自分達の強みを出し、戦い抜くことが大事だ。

――今シーズンは海外からいい選手が入ってきて、来年は新しいリーグが始まるが、トップリーグのレベルはどのように変わったか?

リーチ マイケル 今年のトップリーグは本当にキツい。どんな試合でもしっかり準備して、メンタルをいい状態に持っていかないと負けてしまう。
昨日のドモコ対神戸の試合も最後の最後まで接戦だったが、コーチングであったり、外国人選手だったり両方の効果が出ていると思うし、日本のラグビーは確実に強くなっている。新リーグが更に日本のラグビーを強くすることができると、楽しみにしている。

――自身のパフォーマンスはどうだったか。相手のNo.8からボールをもぎ取ってトライしたプレイも振り返ってどうだったか?

高橋昂平 準備してきたことにフォーカスして、自分自身チャンスがあればトライを取りにいく気持ちだった。スクラムからのトライに関しては、バックスのいいポジショニングから僕の前が空いたので、チャレンジしてみてトライに繋がった。No.8からボールをもぎ取ったのは、僕が身体の強さを売りにしていてしっかりプレッシャーをかけることができたから。

――最近試合に出る回数が増え、自分自身で良くなってきていると思う部分はあるか?

高橋昂平 ディフェンスからチームに良い影響を与えることができるよう心掛けていて、ジャッカルやタックルを意識していてプレイしている。それがチームにフィットしてきていると思う。

――高橋選手の評価は?

トッド・ブラックアダー 今日は本当にホントに素晴らしいプレイをしてくれた。アグレッシブルサを見せてくれたしタフな選手だ。ボールもうまくシフトしてくれ、次にやることをフォーカスしながらやってくれたので良かったと思う。

リーチ マイケル 間違いなく日本で一番タフなスクラムハーフだと思う。絶対日本代表のジャージを着てプレイして欲しい。ジャッカル、ルーズボールへの仕掛け、ブレイクダウンの対応などとてもレベルが高い。一緒にプレイできることがすごく楽しい。


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